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S・フライ級ライバル対決 2021年の行方

エストラーダ、ロマゴン、シーサケットが三つ巴 
S・フライ級ライバル対決 2021年の行方

2020年11月4日 11時02分

 WBCがS・フライ級王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に対し、同級1位の元王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)と対戦交渉に入るようオーダーした。ESPNが報じている。

左からロマゴン、エストラーダ、シーサケット

 もしエストラーダがシーサケットと対戦すれば、熱望しているWBA同級スーパー王者ローマン・ゴンサレス(帝拳=ニカラグア)との対戦は来年後半にずれこむことになる。しかし、ESPNはエストラーダ陣営とシーサケット陣営で話し合いはついていると報道。エストラーダとロマゴンがまずは対戦し、その勝者とシーサケットが対戦することで合意に達しているという。

 このクラスを牽引するエストラーダは2012年、WBA・L・フライ級王者だったロマゴンと対戦して判定負けしており、リベンジになみなみならぬ意欲を見せている。一方のロマゴンはその後、S・フライ級にクラスを挙げて4階級制覇を達成。しかし17年、シーサケットに不敗神話を崩され、再戦ではKO負け。こちらも雪辱は大きなテーマだ。

 そのシーサケットに一度は敗れながら、19年のリマッチに勝利して現在王座に就いているのがエストラーダだ。

 S・フライ級きっての三つ巴のライバル対決はファンにしてみれば大歓迎。順番がどうなるかは今後の交渉を待たなければならないが、S・フライ級戦線が来年も白熱することだけは間違いなさそうだ。

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