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日本S・フライ級3位の川浦龍生 左一撃TKOでタイトル挑戦アピール

2021年4月14日 20時01分

 日本S・フライ級3位の川浦龍生(川島)が14日、後楽園ホール「アンタッチャブルファイト」のメインイベントに登場。バンタム級8回戦で元ランカーの田之岡条(小熊)に3回1分6秒TKO勝ち。デビューからの連勝を9(6KO)に伸ばした。

川浦は3回に左カウンターを炸裂させた

 メインはサウスポー対決。スタートはランキング復帰を狙う田之岡がジャブ、右フック、左ストレートと手数で上回った。動きながら先手で手を出す田之岡に対し、川浦は徐々にジャブ、カウンターのタイミングを合わせると3回、会心の左ストレートをカウンターで決めて田之岡がバッタリ。主審がノーカウントで試合を止めた。

 27歳の川浦は9勝6KO。28歳の田之岡は15勝1KO8敗5分。18年2月以来の白星はならなかった。

試合後に会見した川浦(右)と川島会長

川浦の話「相手は思った通りやりづらい感じだった。こっちをイラつかせようとしていると思ったので、大ぶりにならないよう長いラウンドで仕留めようと思った。バタバタしないでジワジワとプレッシャーをかけようと思った。(昨年12月に福永亮次と中川健太のS・フライ級3冠戦を見て)チャンピオン同士の意地のぶつかり合いを見た。そこを超えなければチャンピオンになれないと思った」

川島郭志会長の話「左対左で相手のほうが距離が長い。相手のパンチを殺しながらプレシャーをかけていこうと思った。スパーリングでも左のカウンターのタイミングがすごく良かった。それが試合で出たと思う。今後は上位選手の動向によるけど、いつでもタイトル戦ができるように準備したい」

◇54.2キロ4回戦
渡辺和幸(上滝)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]大場尚弥(川島)

◇52.5キロ4回戦
比連崎爽晏楽(川島)[3-0(38-37×3)]松田海広(角海老宝石)

◇ウェルター級4回戦
長谷川耕太(協栄新宿)[3-0(40-36×3)]三宅ラッシュ(川島)

◇ミニマム級4回戦
岩井祥來(小熊)[3-0(39-38、39-37×2)]篠塚将希(鹿島灘)

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