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駒澤大で感染クラスター あす全日本大学王座決定戦は出場辞退 

2021年8月20日 15時44分

 明日(21日)和歌山県立体育館で予定されているアマチュアの全日本大学ボクシング王座決定戦は、関東リーグの優勝校・駒澤大学ボクシング部の寮(東京・世田谷)で新型コロナウィルスの感染クラスターが発生したため、試合をする状況ではなくなっている。

関東のトーナメントで優勝した駒澤大

 関係者の話をまとめると、13日にボクシング部の寮に入っていた部員が頭痛や発熱などの症状を訴え、16日にPCR検査の結果、26人の部員中23人が陽性と分かり、現在寮内で自主隔離状態にある。

 日本連盟は17日夜に内田貞信会長も出席してオンラインによる緊急理事会を開催。駒澤大側は試合ができなくなったことを謝罪した上で「選手ファーストで考え、大会の順延をお願いした」(小山田裕二監督)が、芦屋大側はあくまでもルールに則って対処するよう主張。日本連盟は「議決を取る前に駒澤大が出場を辞退した」と受け取り、延期を認めなかった。これにより対戦するはずだった関西リーグの優勝校・芦屋大学が「不戦勝」となることが確実だ。

 明日の和歌山の試合は全日本UJ王座決定戦とともに挙行する手はずで準備が進んでいる。芦屋大の出場選手は朝の計量・検診に臨むが、駒澤大の選手たちが現れない時点で「不戦敗」となり、芦屋大の優勝が決まる。今回が75回目となる全日本大学王座決定戦の長い歴史の中でも異例の事態となった。

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