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キコ・マルティネスが7年ぶり世界王者 IBFフェザー級王者ギャラード下し2階級制覇

2021年11月14日 10時59分

 IBF世界フェザー級タイトルマッチが13日(日本時間14日)、英シェフィールドで行われ、挑戦者15位のキコ・マルティネス(スペイン)が王者キッド・ギャラード(カタール=英)に6回6秒TKO勝ち。IBF・S・バンタム級王座に続くベルト獲得で2階級制覇を達成した。

 チャンピオンやや優勢という印象で試合が進む中、5回にいきなりダウンシーンは訪れた。ラウンド終盤、マルティネスが踏み込んで右フックを振り抜くと、これを食らったサウスポースタイルのギャラードが背中からゴロリとダウン。ダメージは深かったが、ここは何とかしのいでゴングに救われた。しかし6回開始早々、マルティネスの同じような右が再び火を噴くと、ギャラードはキャンバスに大の字。主審がノーカウントで試合を止めた。

 35歳のマルティネスは2013年にIBF・S・バンタム級王座を獲得。14年に長谷川穂積を日本で退けるなど2度の防衛を成功させた。V3戦でカール・フランプトン(英)に王座を奪われたあとは、WBA王者スコット・クイッグ(英)、フェザー級に上げてレオ・サンタクルス(メキシコ)、ゲーリー・ラッセルJr(米)に挑戦するも失敗。不利予想を覆して7年ぶりにチャンピオンベルトを腰に巻いた。43勝30KO10敗2分。

 31歳のギャラードは今年8月、ジェームス・ディケンズ(英)との王座決定戦を制してチャンピオンになったばかり。凱旋防衛戦でまさかの王座陥落となった。28勝17KO2敗。

■フェザー級世界王者
WBAスーパー レオ・サンタクルス(メキシコ)
WBA リー・ウッド(英)
WBC ゲーリー・ラッセルJr(米)
IBF キコ・マルティネス(スペイン)
WBO エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)

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