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2022年1月4日 23時47分
2022年1月4日 16時18分
2022年のボクシング界はどうなるのか――。新年を迎えるにあたり、注目の階級にスポットを当ててこの1年を占ってみたい。先陣を切ってヘビー級を見てみよう。
■ヘビー級世界王者
WBAスーパー オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
WBA トレバー・ブライアン(米)
WBC タイソン・フューリー(英)
WBC暫定 ディリアン・ホワイト(英)
IBF オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
WBO オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
昨年、アンソニー・ジョシュア(英)から3本のベルトを奪った王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)はジョシュアとのダイレクトリマッチが既定路線となっている。マッチルームボクシングのエディ・ハーン氏は「4月にイギリス開催が有力」との情報を流しており、正式決定が待ち遠しい。
第1戦では元クルーザー級4団体統一王者のウシクの技巧が上回り、ジョシュアの強打は空転させられた。はたしてジョシュアは第2戦で巻き返すことができるのか、同じような試合展開でウシクがベルトを守るのか?
一方、WBC王者フューリーは昨年、前王者デオンテイ・ワイルダー(米)との第3戦でダウン応酬の大迫力試合を展開してまたしても大きなインパクトを残した。最後は豪腕炸裂で身長2メートルのワイルダーを撃沈したのだから世界中が興奮したものだった。
フューリーはWBCから暫定王者ディリアン・ホワイト(英)との対戦を義務づけられているが、試合報酬を巡ってホワイト陣営と難交渉が続く。1月11日に入札がセットされたが果たしてすんなり交渉はまとまるのか。こじれた場合、別の選手とノンタイトル戦を行う選択肢もあるという。
気になる4団体統一戦は、ジョシュアがウシクに勝利すれば今夏にも実現するという報道がある。もともとジョシュア×フューリーは20年に対戦合意して、イベントの総額は2億ポンド(約310億円)とも言われた。フューリーはジョシュアと2戦して引退というプランを口にしたことがあるが、それはジョシュア戦が“これ以上はない”というメガファイトであることの証と言えるだろう。
ではウシクがジョシュアを返り討ちにした場合はどうなるのか。フューリーが気持ちを変えて4団体統一をかけてウシクと対戦する可能性は大いにある。いずれにしてもウシク×ジョシュア2の結果が今年後半のビッグマッチを決めることになるだろう。当然、フューリーも4冠を目指すなら、次戦の相手がだれであっても勝つことが絶対条件だ。
これらの選手に続くとすれば、元3冠王者のアンディ・ルイスJr(米)、元WBO王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)、元WBA暫定王者ルイス・オルティス(キューバ)といった元王者勢が最初に上げられる。
また、リオ五輪銀メダリストでデビューから13勝12KOジョー・ジョイス(英)、リオ五輪金メダルで11勝9KOのトニー・ヨカ(フランス)らがどう絡んでくるかも見もの。ヨカは1月、WBA11位マーティン・バコーレ(コンゴ)との試合が組まれていたが、コロナの影響により試合は延期となった。フランスで大人気を誇るヨカだけに、フランス初のヘビー級王者誕生となれば、最重量級戦線が一層盛り上がるのは間違いない。
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