
元ライト級4団体統一王者テオフィモ・ロペス(米=写真)が8月13日(日本時間14日)、米ラスベガスのリングでS・ライト級デビュー戦を行う。ジョージ・カンボソスJr(オーストラリア)にまさかの敗戦を喫してから9カ月。25歳の“ザ・テイクオーバー”がキャリア第2章をスタートさせる。
ロペスは米メディアの取材に対し、「私は過去を忘れ、再びラスベガスで、ESPNでファイトすることに興奮している」と再起に意欲。「私はまだ25歳。ペドロ・カンパ戦は新たな章の始まりだ。私はすぐに2階級制覇王者となる。S・ライト級のすべての王者とランカーたちは気をつけるように」とライバルたちに警告した。
ロペスは20年10月、現役ボクサー最高峰と見られるワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を下し、無敗のままライト級の統一王者となったが、昨年11月、伏兵のカンボソスに敗れてまさかの王座陥落。リマッチの道には進まず、階級アップを選択した。
ロペス(16勝12KO1敗)は「私はより優れた爆発的なファイターになるだろう」と減量苦から解放されて実力がアップすると予告した。まずは13日、タフなメキシカンとして知られるペドロ・カンパ(34勝23KO1敗1分)との試合に注目だ。Photo by SUMIO YAMADA