May
02
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

19°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 3.1タイのWBAミニマム級戦は中止 タイ当局が正規王者ロサの入国を拒否

3.1タイのWBAミニマム級戦は中止 タイ当局が正規王者ロサの入国を拒否

2023年2月22日 16時21分

 3月1日、タイのナコンサワンで予定されたWBAミニマム級スーパー王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ=写真)vs.同級レギュラー王者エリック・ロサ(ドミニカ共和国)の団体内の統一戦が中止となった。ボクシングシーン・ドットコムが伝えた。

 ロサと彼のチームはドミニカ共和国から21時間の長旅で20日、バンコクに到着した。しかし空港の入国審査でロサは有効なパスポートを所持していたものの、有効期限が今年4月までで、タイの法律ではパスポートの有効期限が最低6ヵ月ないと入国できないため入国を拒否された。これはドミニカ人といくつかの国籍の国民に適用されるもの。またタイ側は旅行のスケジュールと所持金の証明も求めたという。

 ロサ陣営のシュワン・ボクシング代表ベルヒカ・ペーニャ・プロモーターはタイサイドの対応の遅さを訴えている。一方、タイ側のピッチジンデー・ボクシング・プロモーションズは改めてイベントを開催したい意思を示している。

 このカードは今年初めに行われた入札でノックアウトを擁するピッチジンデー・プロモーションズが14万ドル(約1900万円)を提示して12万2000ドルだったシュワン・ボクシングを抑えて興行権を獲得。ノックアウトは現役世界王者最高となる12度目の防衛戦となるはずだった。

 WBAは以前から取り組んでいるチャンピオン減少政策の一つとしてこのカードを承認した。WBAは全17階級でミニマム級を含めてまだ6階級でスーパー王者とレギュラー王者が並立している。

Related article
関連記事