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どうなるライト級戦線? ヘイニー、ロマチェンコ、スティーブンソン、吉野修一郎

2023年2月23日 10時57分

 デビン・ヘイニー(米)が4団体を統一するライト級戦線の行方について、トップランクのCEOボブ・アラム氏が米メディアに展望を語っている。ボクシングシーンに紹介された記事によると――。

左からスティーブンソン、ヘイニー、ロマチェンコ、吉野

 トップランク傘下の2階級制覇王者シャクール・スティーブンソン(米)は4月8日、米ニューアークのプルデンシャル・センターで日本の第一人者、吉野修一郎(三迫)と対戦する。スティーブンソンにとってはライト級進出第1戦であり、この試合はWBC挑戦者決定戦という位置づけだ。

 一方でアラム氏はヘイニーと元3団体統一王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)との頂上対決を計画。まだ決定にはいたっていないが、ともにトップランクがプロモートする選手で、同氏は「5月20日が最有力」とスケジュールの見込みを明かしている。

 この試合の勝者にスティーブンソンをぶつけようとアラム氏は目論む。ただしヘイニーが勝利した場合、ヘイニーがライト級タイトルを返上してS・ライト級に進出する可能性が高いようで、そうなるとスティーブンソンは空位となった王座を目指すことになる。

 もしロマチェンコが勝利した場合は、ロマチェンコとスティーブンソンによるサウスポー対決というシナリオに移行する。アラム氏は「ロマとシャクールの試合はどんなにお金を払っても見たい試合。本当に信じられないような試合になる」と語っている。

 すべてスティーブンソンが吉野に勝つ前提のプランであるが、吉野がスティーブンソンに勝利すれば、アラム氏の描くシナリオのキャストも一気に代わるということだ。まずは4月8日の一戦に大きな注目が集まる。

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