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2015年7月19日日曜日

チャベスJr3-0判定勝ち、S・フライ級はアローヨ戴冠

 米エルパソのドンハスキンス・コンベンションセンターで18日(日本時間19日)リングに立った元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)は同胞マルコス・レイジェスに10回戦で3-0判定勝ちを収めた。

 公式スコアは97-92、98-91、96-93と差が出たが、3番目のスコアがもっとも内容を反映していたように思われる。エルパソと国境を接するチワワ州出身のレイジェスへもチャベスと変わらぬ声援が送られる中、2世ボクサーがジワジワとプレスをかけてペースを掌握。断続的にレイジェスをコーナー、ロープへ追い込む。

 左目尻をカットしたレイジェスだが5回、右を何度も決めて反撃。しかし6回終了間際、チャベスが重厚な連打で畳み掛ける。これが最大のチャンスで、チャベスは以後詰めが甘い。9回、ヘッドバッドが発生し、チャベスが左マブタを切ると、グアダルペ・ガルシア主審はレイジェスに減点1。判定は明白なものの、チャベスには物足りなさが残る内容だった。

 試合後チャベスは序盤に左拳を痛めたことを告白。負傷がなければ仕留められたと言い切った。また前日の計量で契約体重をオーバー、3万ドル(約370万円)の罰金をファイトマネーから徴収されたチャベスだが、今後168ポンド(S・ミドル級)で世界を目指すと明言した。

 同じリングで行われたIBF世界S・フライ級王座決定戦は、ランク1位マックジョー・アローヨ(プエルトリコ)が3位アーサー・ビラヌエバ(フィリピン)に10回負傷判定勝ち。ゾラニ・テテ(南アフリカ)が返上したベルトを継承した。

 好スタートを切ったアヨーヨにフィリピン人は手数で対抗。しかし6回、ヘッドバッドでビラヌエバは主審から減点1を科される。このラウンド、再びバッティングが発生し、ビラヌエバは右目を深くカット。以後ビラヌエバが追い上げる場面があったが、10回ドクターチェックで続行不可能に。それまで97-92、98-91×2でリードしていたアローヨの手が上がった。Photo/SHOWTIME