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五輪金メダリスト、ハワード・デービス逝く

2016年1月1日 11時28分

 1976年モントリオール・オリンピックのライト級金メダリストで、プロでも活躍したハワード・デービスJr(米)が30日、死去した。59歳。今年はじめ、肺がんが発覚。その後症状が悪化したといわれる。

亡くなったハワード氏(左)、息子とのツーショット

 ニューヨーク出身のデービス氏はモントリオール五輪で米国チームが5人の金メダリストを輩出した時の一人。他の金メダリストはシュガー・レイ・レナード、レオン&マイケル・スピンクス、レオ・ランドルフ。アマチュア戦績は125勝5敗。洗練されたテクニシャンとして評価が高く、翌77年プロデビュー。しかしプロでは3度世界に挑戦したものの、ジム・ワット(英)、エドウィン・ロサリオ(プエルトリコ)に惜敗(いずれもライト級)。S・ライト級でバディ・マクガート(米)に挑んだが初回KO負け。96年の試合を最後にグローブを脱いだ。プロ戦績は36勝14KO6敗1分。

 引退後はMMA(総合格闘技)のコーチとして南フロリダに在住。同時にMMAのプロモーション会社のオーナーも務めた。息子のディアー・デービスがスーパーミドル級でリングに上がっている。

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