2016年12月4日日曜日

トロヤスフスキー40秒で沈む、インドンゴ殊勲の戴冠

 モスクワで3日行われたIBF世界S・ライト級タイトルマッチはショッキングな結末。3度目の防衛戦を迎えた王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア=写真)が挑戦者WBO4位ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)に初回わずか40秒でKO負けし無冠になった。

 身長、リーチで勝るサウスポーのインドンゴ(33)が右ジャブを突いてスタート。挑戦者のワイルドな左アッパーをかわしたトロヤノフスキー(36)だったが、ナミビア人の左ストレートをチンに食らいリング中央に失神。痛烈にダイビングしたため、レフェリーはノーカウントで試合をストップした。

 インドンゴは21勝11KO無敗。WBOアフリカS・ライト級王者で、これまで通算5度防衛。今回がナミビア国外初の試合だった。9月のV2戦で小原佳太(三迫)に2回ストップ勝ちを収めたトロヤノフスキーはよもやの初黒星。25勝22KO1敗。

 メインイベントのクルーザー級世界タイトルマッチは、挑戦者のムラト・ガシエフ(ロシア)がWBA・IBF王者のデニス・レベデフ(ロシア)を2-1判定(116-112、116-111、113-114)で下して新王者となった。WBAはこの試合を世界戦として認めず、ガシエフはIBF王座のみを獲得した。23歳のガシエフは24勝17KO1無効試合。前回の試合でIBF王座を吸収したばかりの37歳レベデフは29勝22KO3敗。