0120_excite_650x150

0120_excite_650x150

2017年5月14日日曜日

村中優の王座獲得ならず、ヤファイに大差判定負け

 WBA世界S・フライ級タイトルマッチが13日(日本時間14日)、英バーミンガムで行われ、挑戦者10位の村中優(フラッシュ赤羽)は王者カリド・ヤファイ(英)に0-3判定負け。王座獲得はならなかった。スコアはスコアは108-118、107-119×2。

 ともに身長は163センチの両者は初回から積極的にパンチを交換した。2回、ヤファイの左フックからの右ストレートが村中の頭部をかすめると、村中が一瞬キャンバスに膝をつき、主審がダウンのコール。

 しかし、村中はダメージもなく冷静だった。直後からボディ攻めで反撃を開始し、3回からはよりプレスを強め、ヤファイを追いかけた。村中の左ボディブローは有効で、ヤファイはダメージを受けている印象だ。6回に入ると、両者は足を止めて接近戦を展開。村中はショートアッパー、右ストレートをヒット。ヤファイはマウスピースを落とした。

 村中は7、8回も前に出て、決定打こそ打ち込めないものの攻勢をアピール。ただし、ヤファイも負けじとコンビネーションを打ち込み、何度か村中の頭を跳ね上げて、有効打を印象付ける。打ち合いの中、8回にヤファイがローブローで減点1を取られた。

 村中は9回に攻め、ヤファイを下がらせて試合を盛り上げる。村中はラスト3回、力を振り絞って前に出たが、疲れから被弾も増え、最後まで王者を追い詰めることはできなかった。

 試合を中継したスカイスポーツの採点は117-110。初防衛に成功のヤファイは22勝14KO無敗。世界初挑戦失敗の31歳、村中は25勝8KO3敗1分。攻勢のシーンもあったが、1ラウンド3分間を通して優勢というラウンドを作れず、ジャッジの評価を得ることができなかった。Photo/SUMIO YAMADA