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田口良一&京口紘人が一夜明け、テレビ視聴率は上々

2017年7月24日 16時08分

  23日にWBA世界L・フライ級王座の6度目の防衛に成功した田口良一と、IBF世界ミニマム級王座を獲得した京口紘人が24日、日本S・フライ級王座を初防衛した船井龍一とともに所属のワタナベジムで会見。世界戦勝利の喜びを語った。

田口は腫れた京口の顔を見て「つよかわいい!」

 指名挑戦者ロベルト・バレラ(コロンビア)を9回でストップした田口は「内容もよかったのでうれしい。自分の30戦のキャリアになり、途中でうまく休んで、そこからいけた」と納得の表情。前回のV5戦がドロー防衛で、ずっと悔しい思いをしていただけに、喜びもひとしおだった。

レベルアップしないと田中には勝てない

 次戦でクローズアップされるWBO王者、田中恒成(畑中)との統一戦に向け「田中選手は次(9月13日)は普通に勝ってくれると思うので、やれるものだと思っている。またレベルアップしないと簡単に勝てる相手ではない」と早くも気持ちを引き締めた。今後はハンマートレーニングにより力を入れ、パワーアップに努めるという。

 プロ8戦目でタイトルを獲得した京口は王者ホセ・アルグメド(メキシコ)のバッティングで右ほほを大きく腫らせての一夜明け会見。田口がその顔を自らのきゃちフレーズにちなみ「つよかわいい」とからかうと、京口はキャッチフレーズ継承を拒否した。

 会見前に中学時代にボクシングを教えてもらった辰吉丈一郎に電話で連絡。「倒せなくてすいません」と謝ると、「勝つことが大事。ああいう舞台には立ちたくても立てない選手がたくさんいる。素直に喜べ」と祝福されたという。

昨晩のワタナベ勢は全勝、左から京口、田口、船井

京口「ラフな相手にいい経験をつめた」

「ラフな相手にいい経験が積めた」という京口は「もっと強いチャンピオンになります」と決意表明。次は指名防衛戦になる予定だ。また、会見の最後に、兄でプロボクサーの京口竜人が飲酒運転で逮捕された件を自ら切り出し「ボクシングのイメージを悪くした」と謝罪した。

 実家から徒歩10分の大田区総合体育館で初防衛を成功させた船井は、午前中に両目上の傷を縫合した痛々しい姿で登場。現在WBA15位につけており「日本、アジアの強い選手と戦って、自信をつけて、会長からゴーサインが出たら世界に出たい」と目標を口にした。

視聴率は平均7.1%、瞬間最高が11.0%

 なおテレビ東京系列で放送されたダブル世界戦の視聴率は平均7.1%、瞬間最高で11.0%をマーク。同局によると、日曜夜の数字としては上々だという。

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