April
27
Saturday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

20°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 世界上位の石田匠が力出せず 定常育郎に善戦許す

世界上位の石田匠が力出せず 定常育郎に善戦許す

2019年4月21日 23時24分

 21日のエディオンアリーナ大阪第2競技場、2部のメインとして行われたバンタム級8回戦は、WBO4位をはじめ主要4団体のS・フライ級で世界ランキングを持つ石田匠(井岡)が定常育郎(日本バンタム級6位=T&T)に3-0判定勝ちだった。

得意のジャブを決め得る石田(左)。辛勝に反省の弁だった

 この日の石田は、身のこなしの柔軟なサウスポー定常に苦闘を強いられた。スナッピーな左ジャブを散発で当てるものの、定常の左ボディストレートからのアクションにやりづらそう。脚を使ってのボクシングもピッチが上がらない。

 それでも要所にパンチを合わせつつ、クリンチも駆使して定常の攻勢を遮断。6回はボディで定常を攻めた。最終8回、左ストレートを上下に放って出たのは定常だったが、ヘディングで痛い減点。

 最終的なスコアは石田の76-75、77-75、77-74だった。試合後の石田は「きょうは全然ダメでした」と苦戦を認めていた。石田は28勝15KO1敗。定常は9勝3KO4敗3分。

◇S・フライ級8回戦
橋詰将義(井岡)[判定3-0(79-74、79-75、77-75)]ジェイアール・エスティリモス(六島)

Related article
関連記事