2013年10月5日土曜日

高山が判定でV2、前OPBF王者 小國も再起

 日本ウェルター級タイトルマッチが5日、後楽園ホールで行われ、王者の高山樹延(角海老宝石)が同級12位のコブラ諏訪(ピューマ渡久地)を3-0の判定で下し、2度目の防衛に成功した。スコアは98-93、98-92、98-91。

高山(右)は諏訪に粘られながらもV2

 高山は初回から前に出て諏訪にプレッシャーをかけた。動きながらボクシングを組み立てようという諏訪の試みは失敗。前半は高山が諏訪を再三ロープに押し込み、ボディブローや左右のフックで攻めたてた。

 高山は何度かクリーンヒットを決めて諏訪に襲い掛かったが、そのたびに諏訪が気迫の抵抗を見せ、後半は高山がリードしながらも攻めあぐねているという印象。諏訪は最終回に右カウンターでダウンを奪ったが、スリップ気味で高山にダメージはなかった。これで高山は19勝7KO1敗。3月の東洋太平洋タイトル挑戦に続き連敗の諏訪は12勝5KO11敗2分。

小國(左)は移籍初戦を飾った

◇S・バンタム級8回戦
小國以載(角海老宝石)[3-0(79-74、79-73×2)]岩﨑悠輝(新開)
 前東洋太平洋S・バンタム級王者で現日本同級3位の小國は3月に王座陥落して以来の再起戦。移籍初戦でもある試合で日本4位の岩崎を迎えた。
 小國はジャブとストレートを上下に散らして距離をキープし、3、4回に右ストレートを立て続けにヒットさせてペースを掌握した。カウンター狙いがなかなかうまくいかない岩崎は中盤から距離を詰め、5回に右フックを決めて小國を後退させる好機を作った。ここから試合は接近戦に入ったが、小国はボディブローとアッパーを巧みに使って岩崎にペースを渡さない。その後も小國は反撃を許さずに勝利した。

◇フェザー級8回戦
大橋健典(角海老宝石)[3-0(76-75、78-74、78-73)]高橋謙太(協栄)
 パワーのある大橋と変則サウスポーの高橋が激突。独特のリズムから繰り出す高橋の左ストレートや左ボディを被弾する場面もあった大橋だが、返しの左フックをよくヒットさせポイントをピックアップした。高橋は7回にバッティングで減点1。

◇68kg契約8回戦
長島謙吾(角海老宝石)[中止]清水優人(木更津グリーンベイ)
 清水の棄権により試合中止。