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重岡弟・銀次朗も順調な仕上がりをアピール 

2023年9月30日 0時51分

 10月7日の世界ミニマム級ダブル統一戦に出場するIBF暫定チャンピオンの重岡銀次朗が29日、前日の兄優大に続き所属するワタナベジム(東京・五反田)で練習を公開した。とはいえ、指定された時間にメディアが駆け付けると、すでに練習の最終段階に入っており、スパーリングも終わった後だった。

パートナーたちと写真に納まる銀次朗(中央)。右手は兄優大

 ジムワーク終了後に開いた会見で銀次朗が明かしたところによると、この日は比国から招いた3人のスパーリング・パートナーのうち2人と計6ラウンドのスパーをこなし、試合前のスパーをすべて打ち上げたという。

 比国からのスパーリング・パートナーは、WBA2位のジョン・スルエタをはじめ強豪揃い。彼らを相手に銀次朗はトータル96ラウンドの中身の濃いスパーリングを重ね、「タイミングだったりパワーだったり、世界は広いと知らされた。世界戦前にいい経験ができてよかった」としみじみと話した。練習後には銀次朗がわざわざ用意したお土産を3人のパートナーに手渡し,感謝を示した。袋の中身はTシャツや必勝鉢巻。珍しいプレゼントに比国選手たちも大喜びだった。


 減量も含め試合の準備は順調に進んでいると銀次朗は明かし、迫る正規王者ダニエル・バジャダレス(メキシコ)との再戦について、「向こうも何かしら手を使ってくると思いますが、冷静に対応して、あまり倒すことを意識せず、自分のボクシングで追い詰めて行く」と語った。


 1月の挑戦は不本意な「ノーコンテスト」な終わっており、“暫定”を外したい銀次朗は「燃えています。早くやりたい」と試合が待ち切れない様子。所属のワタナベジム渡辺均会長も「5回ぐらいまでには」と銀次朗のKO奪取を予言していた。

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