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坪井智也と木下鈴花がMVP 元プロ世界王者の長男、平仲信裕ら計11人が初優勝 全日本選手権

2023年11月27日 10時25分

 21日から東京・墨田区総合体育館で行われていたアマチュアの2023全日本ボクシング選手権大会(兼パリ五輪世界予選代表決定戦)は26日最終日を迎え、男子12階級、女子9階級のチャンピオンが決定した。

坪井(右)は実力を見せつけて貫禄の優勝

 本命視されていた男子フライ級坪井智也(自衛隊体育学校)は牧野草子との同僚対決を5-0判定で制し、同じく女子のL・フライ級木下鈴花(クリエイティブサポート)はベテランの和田まどか(ZANN CORPORATION)に5-0判定勝ち。坪井と木下はパリ五輪世界予選の出場権を獲得するとともに今大会の最優秀選手に選ばれた。

 21年の東京五輪に出場した森脇唯人(自衛隊体育学校)がL・ヘビー級で若谷豪(愛媛県競技力向上対策本部)に3-2判定で敗れ、6度目の優勝を阻まれる波乱も。

平仲(右)は打撃戦を制してV

 L・ミドル級では平仲信裕(MUGEN)が堀池空希(東洋大)との打撃戦を制しアマチュア最高のタイトルを初めて獲得。観戦した父・信明さん(元五輪選手、元プロ世界王者)らの祝福を受け歓喜の涙をあふれさせた。

 今大会はベテランよりも新鋭の活躍が目立ち、女子3人、男子8人の計11人が初のタイトル獲得となり、新旧交代を印象づけた。以下は決勝結果。★印は五輪階級で、勝者は世界予選出場資格を獲得。

女子MVPの木下(右)を盟友の金メダリスト入江が祝福

■女子
Min級 加藤光(東洋大)5-0判定 貞松優華(日本体育大) 
LF級★ 木下鈴花(クリエイティブサポート)5-0判定 和田まどか(ZANN CORPORATION)
F級 國府縞鈴(開新高)5-0判定 鈴木美結(白鷗大足利高) 
B級★ 原田美琴(東洋大)4-1判定 成田 華(日本体育大)
Fe級★ 吉澤颯希(日本体育大)RSC1回 船山乃亜(日本大) 
L級★ 田口綾香(自衛隊体育学校)5-0判定 大澤あねら(日本大) 
LW級 高橋美波(早稲田大)RSC1回 鈴木雅子(コサカボクシングジム) 
W級★ 鬼頭茉衣((株)カネヨシ)5-0判定 津端ありさ(コサカボクシングジム) 
M級 笠原直子(本多ボクシングジム)=認定=

■男子 
Min級 荒竹一真(駒澤大)3-2判定 古藤昇大(東洋大) 
F級★ 坪井智也(自衛隊体育学校)5-0判定 牧野草子(自衛隊体育学校) 
B級 田中将吾(東洋大)4-1判定 岡 聖(駒澤大) 
Fe級 中山慧大(東洋大)3-2判定 原田雪舟(駒澤大) 
L級 中山颯太(駒澤大)5-0判定 森貞宏太(中央大) 
LW級★ 西山潮音(駒澤大)3-2判定 北本隼輔(自衛隊体育学校) 
W級 田中 空(東洋大)RSC2回 染谷将敬(法政大) 
LM級 平仲信裕(MUGEN)3-2判定 堀池空希(東洋大) 
M級 須永大護(三重県スポーツ協会)5-0判定 森脇海人(日本大)
LH級★ 若谷 豪(愛媛県競技力向上対策本部)3-2判定 森脇唯人(自衛隊体育学校) 
C級 ウエノ リュウイチ(中央大)4-1判定 大野毅人(日本体育大) 
H級 王 師(中央大)=認定=

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