May
09
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

16°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 岡山ジム初世界王者 ユーリ阿久井政悟が喜びの会見 地方ジムでもチャンスはつかめる!

岡山ジム初世界王者 ユーリ阿久井政悟が喜びの会見 地方ジムでもチャンスはつかめる!

2024年1月24日 13時34分

 岡山ジム初の世界チャンピオンに輝いたWBAフライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が試合から一夜明けた24日、大阪市内のホテルで記者会見を開き、守安竜也会長とともに喜びを語った。

阿久井の顔はきれいだった。守安会長と

 前夜の試合はディフェンシブな王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)を阿久井が追いかけ続けるという展開。阿久井は「ちょっと寝たけど体が痛すぎて起きました。パンチのダメージはないけど、自分が攻撃して体にダメージを受けている感じです」と苦笑いした。

 地方のジムから世界チャンピオンが出ることはめったにない。守安会長にしてみても99年と01年にウルフ時光が世界ミニマム級タイトルに挑戦して失敗。3度目の正直で悲願の世界タイトルを獲得したのが阿久井だったというわけだ。

 ちなみに岡山県出身の世界チャンピオン誕生となると、あの辰吉丈一郎以来ということになる。阿久井は「すごく光栄だし、レジェンドに続いて奪取というのはグッとくるものがある」とベルトの重みを感じている様子だった。

 阿久井は全国にいる地方のボクサーに向け、「地方の選手には経験が足りないとか、中央でやってるボクシングを知らないとか(ハンディが)あると思う。(中央のボクシングを)見たり勉強したりすることも練習の一つになると思う。工夫できることはある。あとはビビらずに中央で試合をすればチャンスが生まれると言いたいですね」とエールを送った。

 今後は現状に満足せず、さらに上を目指す。岡山での凱旋防衛戦、さらには海外進出も阿久井の夢だ。「海外といえばやっぱりラスベガス。ボクサーならそこを目指したい」とさらに大きな目標を掲げた。

Related article
関連記事