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大橋ジムから続々アマ選手プロ入り 2022全日本王者の大橋蓮 必殺左ストレートで王者目指す

2024年3月14日 15時20分

 大橋ジムは14日、横浜市内のジムで記者会見を開き、アマチュアの2022年全日本選手権ライト級王者、大橋蓮(22)のプロ入りを発表した。大橋は同じくプロ入りを決めた同門3選手と4月2日にB級プロテストを受け、6月のデビュー戦を目指す。

大橋会長と大橋蓮。血縁関係はない

 愛知県出身の大橋は4歳から中学3年まで空手に親しみ、享栄高でボクシングを始めた。東京農大に進んで2022年の国体、全日本選手権で優勝。全日本では左ストレートで準決勝、決勝ともにKO勝ちを収めて注目を集めた。アマ戦績は62戦45勝17RSC17敗。身長は170センチ。

 昨年、東農大ボクシング部で違法薬物問題が発覚し、部は無期限の活動停止処分になった。その影響もあり、11月の全日本選手権は「悔いが残る」という敗戦となった。引退も考えたというが、「完全燃焼したい」と大学を中退してプロの道を選択。2028年のロサンゼルス五輪を目指すという選択肢もありながら、「4年あればプロでいいところまでいけると思った」という判断もあったという。

 自他ともに認める武器は、練習相手から「石で殴られているみたい」という威力抜群の左ストレートだ。大橋は「対策はされると思うので、うまく左を当てるために、うまく右のジャブを使えるようになりたい」と抱負を語った。いまのところフェザー級を主戦場とする予定だ。

 大橋秀行会長は「ジム30年目で大橋という名前は初めて。思い入れがある」とした上で、「KOはプロの華。ワンパンチで相手を沈めるような、スリルのあるチャンピオンになってほしい」と期待を寄せた。

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