December
06
Friday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

14°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 奈良井翼が日本S・フェザー級王座を強奪 原優奈を3度ダウンさせて5回TKO

奈良井翼が日本S・フェザー級王座を強奪 原優奈を3度ダウンさせて5回TKO

2024年4月20日 20時11分

 20日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われた日本S・フェザー級タイトルマッチは、1位挑戦者の奈良井翼(RK蒲田)がチャンピオン原優奈(真正)に5回2分10秒TKO勝ちし、新チャンピオンに輝いた。原は2度目の防衛に失敗。

奈良井(右)は2度目の挑戦でタイトル獲得

 最強挑戦者決定戦を初回TKOで制した奈良井が、本番のチャンピオンカーニバルでも見事な勝ちっぷりを見せた。タイトル戦連続KOで乗っている王者原から都合3度のダウンを奪って文句なしの奪冠――。

 初回から原の左ジャブに右を被せるなど上々の出だしだった。2回からは左ボディジャブを繰り出し、さらに右ストレートの的中率がアップ。そして4回、原の左アッパーに左フックを合わせて先制のダウンを奪った。

 ペースに乗った奈良井に対し、原は攻勢を強めてこれを抑え込みにかかる。が、右目下の腫れだしたチャンピオンに5回も挑戦者の左ジャブがビシビシとヒット。ワンツーの右で再び原を倒した奈良井は、再開後も右で3度目のダウンを奪うと同時に主審がストップした。

 奈良井は22年9月に坂晃典(仲里)に逆転TKO負けして以来2度目の日本王座挑戦で悲願達成。「このベルトのためだけにやってきました」と喜びを言い表したように、冷静な試合の進め方など再トライで成長を示しての戴冠だった。13勝10KO2敗。原は14勝8KO3敗1分。

◇S・バンタム級8回戦
池側純(角海老宝石)[判定]クラウデバン・セセ(比)

◇フライ級8回戦
小田切駿平(RST)[判定]アンソニー・ギブエラ(比)

◇55.0キロ6回戦
伊藤千飛(真正)[TKO1回]ヨティン・トンカン(タイ)

Related article
関連記事