女子レジェンド 多田悦子が引退式 WBA王座9度防衛、3度返り咲き
2024年4月21日 9時29分
2024年4月20日 20時11分
20日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われた日本S・フェザー級タイトルマッチは、1位挑戦者の奈良井翼(RK蒲田)がチャンピオン原優奈(真正)に5回2分10秒TKO勝ちし、新チャンピオンに輝いた。原は2度目の防衛に失敗。
最強挑戦者決定戦を初回TKOで制した奈良井が、本番のチャンピオンカーニバルでも見事な勝ちっぷりを見せた。タイトル戦連続KOで乗っている王者原から都合3度のダウンを奪って文句なしの奪冠――。
初回から原の左ジャブに右を被せるなど上々の出だしだった。2回からは左ボディジャブを繰り出し、さらに右ストレートの的中率がアップ。そして4回、原の左アッパーに左フックを合わせて先制のダウンを奪った。
ペースに乗った奈良井に対し、原は攻勢を強めてこれを抑え込みにかかる。が、右目下の腫れだしたチャンピオンに5回も挑戦者の左ジャブがビシビシとヒット。ワンツーの右で再び原を倒した奈良井は、再開後も右で3度目のダウンを奪うと同時に主審がストップした。
奈良井は22年9月に坂晃典(仲里)に逆転TKO負けして以来2度目の日本王座挑戦で悲願達成。「このベルトのためだけにやってきました」と喜びを言い表したように、冷静な試合の進め方など再トライで成長を示しての戴冠だった。13勝10KO2敗。原は14勝8KO3敗1分。
◇S・バンタム級8回戦
池側純(角海老宝石)[判定]クラウデバン・セセ(比)
◇フライ級8回戦
小田切駿平(RST)[判定]アンソニー・ギブエラ(比)
◇55.0キロ6回戦
伊藤千飛(真正)[TKO1回]ヨティン・トンカン(タイ)
2024年12月5日 21時20分
2024年12月5日 21時13分
2024年12月5日 12時02分
2024年12月4日 9時07分
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2024年12月4日 6時26分