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三浦隆司がコットvsカネロの前座で防衛戦

2015年9月11日 16時12分

 WBC世界S・フェザー級王者の三浦隆司(帝拳)が11月21日、米ラスベガスのマンダレイベイで指名挑戦者フランシスコ・バルガス(メキシコ)と5度目の防衛戦を行うことになった。帝拳ジムが11日、記者会見を開いて発表した。当日のメインカードはミゲール・コット(プエルトリコ)vsサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)。世界中が視線を注ぐビッグマッチの前座で、三浦がその実力をアピールすることになった。

三浦隆司がラスベガス進出(ボクシングニュース)
夢舞台出場の三浦、浜田代表と葛西トレーナーに挟まれて

 世界4階級を制したプエルトリコの英雄、WBCミドル級王者コットと、メキシコのスターで元WBC・WBA世界ウェルター級王者カネロとの一戦は、世界中が注目する秋のビッグファイト。同じリングに立つことになった三浦は「世界チャンピオンになるのが夢で、世界チャンピオンになってからはラスベガスで試合をするのが夢だった。すごくうれしい」と素直に喜んだ。

 帝拳ジムの浜田剛史代表は「これまでの世界戦で対戦してきた選手を見ると、1人が元世界王者で、3人がランキング1位。そこが評価されたのではないか」と三浦がラスベガスのリングに上がる理由を説明した。

 対戦相手のバルガスは22勝16KO1分無敗の30歳。好戦的なファイタータイプであり、三浦は「打ち合ってくるだろうし自然に派手な試合になるのではないか」と試合展開を予想してみせた。2013年4月にメキシコでセルヒオ・トンプソンを下して初防衛を成功させ、以後もダンテ・ハルドン、エドガル・プエルタとメキシカンを立て続けにKOしているだけに、その口調には余裕さえ感じさせる。

 ラスベガスのビッグイベントで無敗の指名挑戦者と対戦するのだから、ボクサーとしてこれ以上の喜びはない。日本が誇る強打のサウスポーは「必ずKOで勝ちます」とボンバーレフト炸裂を高らかに宣言した。三浦はきょう11日から同門の粟生隆寛、村田諒太、木村悠と成田キャンプに入る。

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