八重樫東「内山先輩に感じてもらえる試合を」
2016年5月6日 16時12分
2016年5月6日 15時40分
あす後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」の計量が6日行われ、メインで再起戦に臨む前WBC世界S・フェザー級チャンピオンの三浦隆司(帝拳)は契約体重133ポンド(60.3キロ)リミットで合格した。相手のジミー・ボルボン(比)は60.0キロ。
三浦にとって、昨年11月ラスベガスでフランシスコ・バルガス(メキシコ)に王座を追われて以来となる大事な試合。「また一からのスタート。はい上がるのは大変ですが、やるしかない」の言葉に力を込めた。再起ロードを歩む三浦の一番の目標はもちろん「世界チャンピオンに返り咲くこと」。ディフェンス面やバランス面を見つめ直してきたといい、今回は相手のボルボンをしっかりと撃退したいところ。
再起するにあたってはこんな変化も――。これまで別々に暮らしていた家族を郷里秋田から呼び寄せ、共同生活をスタートさせた。家事などの負担が減った効果は早くも感じているようで「ボクシングに集中できています」と三浦は言う。インタビューの最後には「ボンバー」とおなじみのフレーズを口にした前チャンピオン、4年半ぶりの聖地リングでボンバー弾さく裂を期待したい。
またセミで113ポンド(51.2キロ)契約10回戦に出場する五十嵐俊幸(帝拳)もリミットで計量をパス。3年前に世界王座を陥落後は1階級上げてS・フライ級で戦ってきた五十嵐だが、今回からもとのフライ級へと本格的にUターンする。これは、フライ級体重に落とせる手応えを得たことで、「本来の自分のよさであるスピードをより生かせるのでは」と思ったのだという。
「八重樫(東)さんに負けた当時はフライ級のコンディションが苦しかったこともあり、再起するにあたって階級を見つめ直しました。ただ、この間(ジョナサン・フランシスコと5回負傷ドロー)の結果もそうだし、S・フライ級では自分が求めたボクシングをなかなかできなかった」(五十嵐)
年齢を重ね、逆に若い頃よりも普段の体重も軽くなってきたという五十嵐、実際に以前ほど減量に苦しむこともなく「全然大丈夫だった」とのこと。「あすは応援してくれる人のためにも、これぞ五十嵐というボクシングをしたい」と決意を述べた。その先に世界王座返り咲きを期している。相手のジョエル・タドゥラン(比=7勝1KO2敗1分)は50.2キロでクリアした。
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