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長谷川穂積がけん引、ビッグネーム4人の沖縄合宿

2016年6月30日 19時57分

 山中慎介、三浦隆司、ホルへ・リナレス、そして長谷川穂積――現元世界チャンピオン4人という異例の豪華メンバーが梅雨明けの沖縄で走り込みを続けている。

ビーチを走り込んだ左から長谷川、山中、リナレス、三浦

 27日から1週間の予定で沖縄キャンプに入っているのは、WBC世界バンタム級王座10度防衛中のチャンピオン山中慎介と、3階級制覇を達成し現在はWBC世界ライト級王者のホルへ・リナレス、そしてWBC世界S・フェザー級王座奪還を期す三浦隆司の帝拳トリオ。これに、ベテランの2階級世界王者長谷川穂積(真正)が加わった。最年長の長谷川(35)はじめ、山中(33)、三浦(32)、リナレス(30)といずれも30代のベテランばかりだ。

 4人は連日、朝は万座ビーチを1時間ぶっ続けのランニング、夕方は近くの陸上競技場でのインターバル走など、次戦に向けてしっかりと体力増強とフィジカル面の強化をはかっている。

「沖縄キャンプに入ると、いよいよ試合だという気持ちになる。今回は長谷川さんも一緒なので、いつも以上に刺激を受けています」。9月中旬にも世界戦が予定される山中がこう語って気を引き締めれば、近く世界王座復帰戦にトライする長谷川は「決まれば自分自身16度目の世界戦になるので、特にあわてることもない、坦々とやるべきことをやるだけです」とベテランらしいコメント。朝の走り込みでは常にトップを走り、その元気さに「まるで長谷川のキャンプに帝拳勢が同行しているみたい」と関係者をあきれさせていた。

 三浦隆司は昨年米国と日本で「年間最高試合」に選ばれた対フランシスコ・バルガスとの再戦を待つ身。最近来日したローマン・ゴンサレスから短期間の特別指導を受け「足の動かし方、体の振り」などを伝授されて感激したという。バルガス戦ではダウン応酬の末KO負けで無冠となったが、「試合が決まれば前とは違った試合展開になると確信しているし、勝つ自信もあります」と、リベンジ戦が待ち切れない様子。

 また9月24日に英国マンチェスターでWBA王者アンソニー・クローラ(英)と統一戦が決まっているリナレスは日本のファンを意識してこんな発言。「これに勝って、また日本で試合がしたい。そのときはビッグマッチをしたいね」。

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