井上尚弥に挑戦のペッチバンボーン「勝機は50-50」
2016年8月30日 19時28分
2016年8月30日 15時20分
WBA世界L・フライ級タイトルマッチは、チャンピオンの田口良一(ワタナベ)が元WBA世界ミニマム級王者で指名挑戦者の宮崎亮(井岡)を迎えて4度目の防衛戦を行う。記者会見では宮崎が田口を挑発するものの、田口が応じないという展開だった。
日本人対決となったL・フライ級世界タイトルマッチの“前哨戦”をリードし続けたのは宮崎だった。この日も「いつも通りやる」という田口の発言を受けて「いつも通りやってたら僕に負けるよ。気合い入れないと」。何を言ってもさっぱり乗ってこない田口について、会見後には「日本人対決なんやからもっと盛り上げなアカンでしょ!」とダメ出ししてみせた。
田口の反応に不満顔の宮崎だったが、2013年の大みそかに減量失敗でプロ初黒星を喫するなど、懸案とされていた計量を無事にクリアして機嫌は悪くなかった。「減量は試合よりも大きな敵だったので、あとはホンマにやるだけ。自信はコップでいったら水を注いであふれてるくらいある!」と元気一杯だ。
受けに回った田口も、心の中は冷静だった。宮崎の攻撃を「デビューしたころの弱い自分なら、メンタルがやられていたかもしれないけど、いまは大丈夫。いろいろな性格の人がいて、自分は自分」と軽く受け流した上で「リングの上でしか勝負は決しない」と言葉に力を込めた。
田口にとって日本人対決は約3年ぶりで、3年前は日本王者として現WBO世界S・フライ級王者の井上尚弥(大橋)に敗れている。その後勝ち続け、世界王者にもなった田口は、久々の日本人対決を前に、内なる闘志をメラメラと燃やしているようだ。
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