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あす復帰戦の天笠尚、フィジカル強化で世界再挑戦へ

2016年10月19日 15時16分

 元日本・OPBFフェザー級王者の天笠尚(山上)が20日、後楽園ホールの「第376回ガッツファイティング」でおよそ半年ぶりのリングに上がる。JBCで19日行われた前日計量で、天笠と対戦相手のOPBF・S・バンタム級12位カルロ・デメシーリョ(フィリピン)はともにリミットの55.6キロをマークした。

「フェザー級で存在感を示したい」と天笠(右)

 天笠は4月、英国に乗り込んでWBC世界フェザー級2位のジョシュ・ウォーリントン(英)に判定負け。試合後は引退も考えたというが「世界上位ランカーとやって、負けたけども、手の届かない世界ではないという手ごたえもつかんだ」と復帰を決意。英国での試合で実感したフィジカル面の弱点を強化して復帰戦に備えた。

 5月には長男の和(やまと)くんが誕生し、美紗恵夫人との結婚式は10月1日に挙げたばかり。愛息を得て初めての試合となる天笠は「絶対に負けられないし、簡単に世界ができるとは思わないけど、先々も見据えて内容のある試合をしたい。ノックアウトで勝ちたい」と快勝を誓った。

 なお、試合はフェザー級リミットよりアンダーの55.6キロ契約10回戦で行われる。これは当初、天笠がIBF世界S・バンタム級王者ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)への挑戦をにらんでいたためだが、その後、グスマンは大みそかに小國以載(角海老宝石)の挑戦を受けることが決まった。

 アンダーカードでは、日本ライト級8位の山田智也(協栄)が櫻井孝樹(SRS)と、日本S・ライト級6位の松山和樹(山上)が遠藤健太郎(大橋)とそれぞれ8回戦を行う。モデルボクサーの高野人母美(協栄)はワンダーガール・シットサイトーン(タイ)と6回戦。

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