April
28
Sunday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

22°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > コットがカウンター強化、8.26亀海戦に向け順調

コットがカウンター強化、8.26亀海戦に向け順調

2017年7月27日 9時52分

 8月26日ロサンゼルス近郊カーソンのスタブハブ・センターで亀海喜寛(帝拳)とWBO世界S・ウェルター級王座決定戦を行うミゲール・コット(プエルトリコ)が同地のワイルドカードジムで調整を図っている。試合まで1ヵ月、トレーナーでジムの主フレディ・ローチ氏がコットの練習メニューなどをメディアにリリースした。

時に笑顔も見せながら亀海戦に備えるコット

 それによるとコットは朝5時からウエートトレーニング、ロードワーク、水泳などフィジカル系のトレーニングで1日をスタート。午前8時半に自ら料理した朝食を食べ、11時過ぎに軽食というから、減量の心配はない様子。午後1時からジムワーク開始。週3回火、木、土曜日にスパーリングを行い、月、水、金は通常のトレーニングとなっている。夕食は5時半から。

 ローチ氏は亀海の印象を「とてもアグレッシブな選手で、こちらは歓迎。常にノックアウトを狙って前進してくるから素晴らしい試合が期待できる。彼のアタックに対してこちらはカウンターで対抗したい。これが最良の対策だろう」とコメントしている。

ローチ氏「亀海はアグレッシブ、グレートな試合になる」

 コット本人も「フレディとのキャンプはすべてがパーフェクト。彼は最高のゲームプランを授けてくれるからジムでは彼に従っていれば問題ない。我々はビッグな勝利に邁進している」と発言。師に全幅の信頼を寄せている。

 37歳のコットは15年11月、サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)とWBCミドル級王座を争って敗れて以降、リングから遠ざかっており、亀海戦が1年9か月ぶりの試合となる。フィジカルトレーニングの強化は年齢とブランクの影響に加え、体格で上回る亀海の圧力を警戒してのことか。いずれにしても慎重に調整を進めているようだ。Photo/Miguel Cotto Promotions,LLC

Related article
関連記事