ブラッドリーが引退を決意、近々正式発表か
2017年7月29日 11時40分
2017年7月29日 11時29分
明日29日(日本時間30日)ニューヨーク・ブルックリンのバークレイズ・センターで挙行されるS・ライト級12回戦の計量が28日行われ、4階級で世界王座を獲得したエイドリアン・ブローナー(米)が138ポンド3/4(62.94キロ)、現WBCライト級王者マイキー・ガルシア(米)が139ポンド1/2(63.28キロ)を計測。リミット140ポンドを合格した。試合はWBC・S・ライト級ダイヤモンド・ベルトが争われる。
S・フェザー級からウェルター級まで征したブローナーだが、度重なるリング外の醜聞とともにスター街道から脱落。しかしこの大物対決に向け、万全に仕上げた様子がうかがえ、モチベーションも高揚している。賭け率不利も彼のプライドを刺激しているだけにパフォーマンスに関心が集まる。
一方、プロモーターとの確執で長いブランクを経験したガルシアは復帰2戦目で3階級制覇を達成。ライト級に戻るオプションと同時にこの一戦の結果により、S・ライト級にとどまる選択やウェルター級に進出する計画も噂される。いずれにせよ今後も大物対決を視野に入れている。
同じリングで行われるWBCミドル級挑戦者決定戦は、1位ホルヘ・セバスチャン・ヘイランド(アルゼンチン)が158ポンド1/4(71.78キロ)、2位ジャモール・チャーロ(米)が159ポンド1/4(72.23キロ)をマーク。160ポンドのリミットをクリアした。
9月の王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)vsカネロ・アルバレス(メキシコ)ではWBC王座がかけられない可能性もあるだけに、この試合の勝者と今後のタイトルを巡る行方が注目される。Photos:Amanda Westcott/SHOWTIME
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