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天笠尚あすWBOアジア戦、勝って世界の足掛かりに

2017年9月28日 17時26分

  WBOアジア・パシフィック・フェザー級王座決定戦の前日計量が28日、都内で行われ、出場の両選手が無事に合格した。同級4位の天笠尚(FLARE山上)はリミットの57.1キロ、同5位リチャード・プミクピック(比)は56.9キロだった。

自身3本目のベルトを目指す天笠(左)とプミクピック

 天笠もこれがはやプロ42戦目(33勝21KO6敗2分)のリング。日本、OPBFのフェザー級を制した男にとっては3本目のベルトがかかる試合だ。「いまはタイトルが増えちゃってるので…」とベルトのコレクションに興味は示さないが、勝って得られるものの大きさは承知している。「この王座が世界に通じる道となるのは証明されていますし」と天笠は言う。

大沢、セルバニアが世界挑戦した階級

 というのもWBOアジア・パシフィック王座を獲れば、かなりの確率でWBO世界ランキング入りが望める。木村翔(青木)のように一足飛びに世界へのジャンプアップに成功した例もある。しかも天笠の狙うWBOフェザー級は、大沢宏晋(ロマンサJ)、ゼネシス・カシミ・セルバニア(カシミ)と2戦続けてアジア・パシフィック王者が世界挑戦を果たしているのだ。

 世界再挑戦を目ざす天笠としては何としても獲らなければならないタイトル。相手のプミクピックは19勝6KO8敗2分で負けも多いが、KOされた経験はない。「被弾をしないように戦って、流れでKOできればいいと思います」と天笠。勝ちの結果だけでなく中身も求めるつもりだ。

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