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三代大訓がV2戦まで1週間 国内最強証明に意欲

2019年3月21日 20時02分

 27日にOPBF・S・フェザー級タイトル2度目の防衛戦を控えるチャンピオン三代大訓(ワタナベ)。挑戦者渡邉卓也(青木)との一戦に備えて仕上げにかかっている。

2度目の防衛戦に向け黙々と調整する三代

 三代はプロ6戦目でOPBF王座を奪取すると、初防衛戦で日本王者末吉大(帝拳)と激突。これは甲乙つけがたい内容の末12回ドローだった。今回は末吉戦以来約半年ぶりの試合となる。

 末吉との一戦は引き分け防衛だったものの「消化不良の内容でした」と三代は言う。今度も日本人対決とあって、「気迫で絶対に負けたくない」と力をこめる。

 基本に忠実なオーソドックス型の渡邉(35勝20KO8敗1分)は過去に日本人ボクサーとのタイトル戦で勝っていないが、挑んだチャンピオンは伊藤雅雪、細野悟、天笠尚と強豪ばかり。そんな相手に粘りっこく戦い、いずれの試合も判定までもつれ込んでいる。

「(渡邉は)日本で久しぶりのタイトルマッチでもあるし、絶対に負けたくないという気持ちで来るはずなんです。ベルトを失いたくないというのじゃなくて、その相手の気迫に負けたくない。ボクサーに一番大事な部分ですから」(三代)

 現在の日本のS・フェザー級は群雄割拠。三代とてOPBF王者の地位にいるが、まだこれから存在感を高めていく心構えだ。「(世界は)いまの日本でS・フェザーといえば三代だと思われてからでしょう。国内で倒さないといけない選手は最低でもあと3人はいるでしょうし」とチャンピオン。末吉とのライバル戦も「かたは付いてませんしね」と言っていた。

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