あす国内開幕戦 内山高志KODトーナメント
再起戦の大森将平 2020年の巻き返し誓う
2020年1月11日 15時29分
2020年1月11日 15時12分
元日本ライト級チャンピオンの土屋修平(Reason大貴)が12日の後楽園ホールでおよそ2年半ぶりの復帰戦に臨む予定だったが、対戦相手に予定されていたリ・ヤンヤン(中)がビザの問題で来日できず、試合は中止になった。土屋は12日、日本ライト級王者の吉野修一郎(三迫)とスパーリングを行う。
復帰戦が直前で中止という肩透かしを食らった土屋だが、11日は絞り込んだ体で日本ボクシングコミッションに登場。「プロなんで」と秤に乗って“やる気”を見せた。
復帰の理由はK-1やRIZINといった他の格闘技にボクシングが押され、ガラガラの後楽園ホールでタイトルマッチが行われている現状を憂いてのことだそうで、さまざまな試みをしてボクシング界に風穴を開けようという意気込みだ。
33歳の土屋は「お客さん目線で12ラウンドは長い。井上尚弥とドネアだったら12ラウンドでもいいけど、自分は5ラウンドを流行らせたい。そういうコンテンツを作りたい。身体を張って発信していく」とコメントした。
ボクシングへの厳しい言葉はボクシング愛の裏返し。12日は復帰戦がスパーリングに代わってしまったが、「それでも来てくれるお客さんがいるので、面白いスパーリングを見せる」と言葉に力を込めた。
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