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2020年1月22日水曜日

2020ベルトをめぐる争い ~ミニマム級編~ 
ベテラン田中教仁、ホープ重岡銀次朗が世界狙う

 最軽量級のミニマム級は日本人選手の世界挑戦も多いクラス。2020年の日本人選手の世界挑戦はあるのだろうか─。

V12王者のワンヘン Photo/SUMIO YAMADA

■ミニマム級世界チャンピオン
WBA ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)
WBC ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)
IBF ペドロ・タドゥラン(比)
WBO ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)

 まずはチャンピオンの動きを見ていくと、WBO王者メンデスが2月8日、パナマでペドロ・ビジェガス(エクアドル)を迎えて初防衛戦を行うというニュースが入ってきた。昨年8月、ビック・サルダール(比)から王座を奪った23歳はハイペースでの防衛戦となっている。

 また、昨年9月の王座決定戦を制してIBF王者となったタドゥランは2月1日、敵地メキシコに乗り込んでダニエル・バジャダレスと初防衛戦が組まれている。王座の変動はあるだろうか。

 WBAとWBC王者はお馴染みのタイ勢。54戦負けなしのWBC王者ワンヘンは防衛テープを12まで伸ばし、ノックアウトも暫定王座から数えてV11と長期政権を築く。ワンヘンは大平剛と1試合、福原辰弥と2試合 ノックアウトは大平、小野心(ワタナベ)と1試合ずつ防衛戦をしており、今後も日本勢を挑戦者に選ぶ可能性は大いにあるだろう。

2020年に勝負をかける田中(右)

■日本人世界ランカー
田中教仁(三迫=WBA13位、WBC3位、IBF3位、WBO5位)
重岡銀次朗(ワタナベ=WBA9位、WBC14位)
高橋悠斗(K&W=WBC5位、WBO12位)
小浦翼(E&Jカシアス=WBC9位、IBF14位)
谷口将隆(ワタナベ=WBC11位、WBO4位)
榮拓海(折尾=IBF13位、WBO11位)

 6人の日本勢の中で先頭を走るのは世界4団体でランク入りしている田中。既に日本王座を返上して世界挑戦の準備に入っている。2月で35歳という年齢もあり、2020年に勝負をかけるつもりだ。

重岡銀次朗

 続く選手となるとプロ4戦目でWBOアジアパシフィック王座を獲得し、初防衛にも成功している重岡か。プロ5戦、20歳というキャリアの少なさは気になるところだが、勢いを買って勝負に出る可能性もあるだろう。

 元OPBF王者で世界上位にランクされていた小浦は昨年3月にプロ初黒星、王座陥落して一歩後退したが、まだ25歳と若い実力者だけに2020年の復活に期待がかかる。元WBOアジアパシフィック王者で1年前に世界王者サルダールに敗れた谷口は日本王座決定戦への出場が決定済み。日本タイトルを足掛かりにして再び世界を目指す。