excitematch

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2020年2月14日金曜日

福永亮次がWBO9位のサルダール攻略 
WBOアジアパシフィックS・フライ級王座獲得

 WBOアジアパシフィックS・フライ級タイトルマッチが14日、後楽園ホール「SLUGFEST」のメインで行われ、挑戦者4位の福永亮次(角海老宝石)はWBO9位にランクされる王者フローイラン・サルダール(比)に7回1分40秒TKO勝ち。サルダールは初防衛に失敗した。

福永は中盤から攻めて実力者サルダールを下した

 ジム移籍2戦目でチャンスをつかんだサウスポー、福永がキャリア豊富なサルダールに挑んだ。立ち上がりは福永が足を使いながら左を打ち込んでいったが、サルダールはこれをボディワークで交わしながら右ストレートをボディを中心に顔面にも打ち込んでいく。

 2回以降は福永が距離を取り、サルダールが圧力をかけて右を狙う展開。福永は左をボディに集めてよく戦っていたが、サルダールの右も浅いながら福永の顔面をコツコツととらえ、4回には福永の右目下が大きく腫れた。

 福永は5回、左をボディに打ち込んでサルダールにダメージを与えたが、右目の視界はかなり厳しくなっている印象。福永は6回に勝負をかけ、サルダールを何度もロープに押し込んで連打。サルダールはボディワークでかわしているものの、ボディにダメージを負っているのか動きが鈍い。

 7回、サルダールは反撃に出ると、右ストレート、右アッパーが決まり、福永の右目下がさらに悪化。しかし福永はボディ打ちでサルダールがダウン。さらにコーナーに追い詰めてラッシュすると、主審が割って入った。

 33歳の福永は12勝12KO4敗。ボディが弱かった30歳のサルダールは31勝22KO4敗1分。2018年7月、WBOフライ級王者の木村翔に挑戦して敗れて以降の黒星となった。

福永の話「思ったより距離が遠かった。相手はパンチがあったけど、こういうパンチなのかと分かったら、ガードを固めていけばいけると思った。もらっていたし、いくしかなかった。まだまだ世界ランキングというレベルのボクシングじゃない。もっと練習します」

中嶋は強烈なアッパーで川畑を仕留めた

◇フライ級8回戦
中嶋憂輝(角海老宝石)[TKO6回30秒]川畑嗣穂(ワタナベ)
 高校3冠を獲得した中嶋とインターハイ3位の実績があるサウスポー川畑が激突。2回に中嶋が右のタイミングを合わせ、右で川畑を2度グラつかせる。中嶋は3回も右を軸に接近戦で川畑を押し込んでいったが、ここで川畑の左カウンターが炸裂。中嶋が尻からダウンした。

 4回以降は頭をつけての打撃戦。パンチの回転力に勝る中嶋が押し気味に試合を進めるものの、5回は川畑の左ボディが決まり、中嶋の動きが一瞬止まる。5回終了間際、中嶋がストップ後に川畑の後頭部を打ち、主審から注意を受けた。ポイントで劣勢と判断した中嶋は6回、勝負に出て右を立て続けに決めると、最後は右アッパーをきれいに決めて川畑がバッタリ。カウント途中でストップとなった。中嶋は4勝4KO1敗。川畑は2勝2KO2敗。

山内は実力差を見せつけた

◇フライ級8回戦
山内涼太(角海老宝石)[KO2回2分24秒]MJ・ボー(比)
 WBAフライ級3位にランクされる山内がフィリピンL・フライ級12位のボーと対戦。山内は初回、距離を取ってジャブで優位に立ったものの、2回はボーが圧力をかけて接近戦にもちこむ。攻め込むボーに対し、山内は被弾もありながらボディ攻撃で対処。最後は右ストレート、左ボディを決めてボーを沈めた。10カウント。山内は6勝5KO1敗。昨年9月の中山祐太(勝又)戦に続いて日本で連敗のボーは8勝4KO4敗2分。