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主将の木村連太朗、五輪予選出場の堤駿斗ら出席

全国初制覇の東洋大学 祝賀会に250人 
主将の木村連太朗、五輪予選出場の堤駿斗ら出席

2020年2月24日 13時00分

 アマチュアボクシングで昨年創部58年目にして関東大学リーグ戦を制し、全日本大学王座決定戦でも初優勝を遂げた東洋大学ボクシング部(三浦数馬監督)の優勝祝賀会が23日同校白山校舎内で催され、OBや来賓ら約250人が駆け付け、部員を祝福した。

祝賀会には多くの来賓も出席した

 昨年の東洋大はキャプテンの木村蓮太朗を中心にチームとしてうまくまとまり、常勝日本大学の6連覇を阻んで初優勝。ライト級木村とL・フライ級川谷剛史はリーグ戦5戦全勝。暮れの全日本王座では西の覇者大阪商業大学を11-0で圧倒し、堂々の初優勝を飾った。

 また11月の全日本選手権大会では川谷とフェザー級堤駿斗が優勝し、堤は今年の東京五輪に向け3月初めにヨルダンで予定される五輪アジア・オセアニア予選に出場する。

「我々の頃は村田諒太ら個々で活躍する選手はいても、優勝には繋がらなかった。今の部にはチーム全体としてのまとまりがある。そこは三浦か監督、木村連太朗らがうまくやっているから」と須佐勝明OB会長も高く評価していた。

左から三浦監督、堤、木村

 三浦監督は「初優勝できたのは、大学のバックアップ、そして強いライバル校あってのこと」と来賓の大学関係者や他校監督らに感謝を述べた。出席者からは連覇を期待する声が多く上がったが、選手に重圧を与えまいと? 2連覇宣言は口にせず。卒業する木村は「プレッシャーを楽しさに変えて、東洋らしく戦っていけば勝てる」と後輩たちにエールを送っていた。 

 なお東洋大OBで五輪金メダリストから現在プロのWBA世界ミドル級チャンピオンとして活躍する村田(帝拳)は、同じ時間に世界ヘビー級タイトル戦のテレビ解説を務めたため、祝賀会に出席できなかった。祝賀会には同じくOBで現在プロとして活躍中の小原佳太(三迫)や高橋拓磨(ワールドS)らも駆けつけ、パーティーを楽しんでいた。

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