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プロボクシング協会 加盟ジムにコロナ対策費支給

2020年4月2日 17時20分

 日本プロボクシング協会(JPBA)は2日、都内で理事会を開き、全国の加盟282ジムに新型コロナウイルス対策費として一律10万円を支給、プロモーターには会場のキャンセル料に対する補助金を上限15万円で支給することを決めた。

理事会後に記者の質問に答える新田JPBA事務局長

 JPBAは日本プロボクシングコミッションと協議をして5月15日までの興行自粛を決定している。新柄コロナウイルスの影響によりジムの練習生も減っている状況で、これに伴う損失に対しどれだけサポートできるかが、この日の理事会の主な議題となった。

 JPBAによると、各会場のキャンセル料は、延期の場合はキャンセル料を取らないところもあれば、100%のキャンセル料が生じるところもあるなど会場によってまちまち。実際にキャンセル料の支払いが生じてから、各プロモーターが補助金を申請する。

 理事会に入った報告によると、協会員の「興行を早く再開したとい」という声がある一方で、自粛の長期化は避けられず、それを見越した対策が必要だという意見が増えてきているという。延期が繰り返されると選手のモチベーションの維持、減量を含めたコンディショニングが難しい、という現場からの声も多い。

 この日の理事会には理事14人が出席。地方の理事11人は電話会議で参加した。現時点では、ライセンス保持者が新型コロナウイルスに感染したとの報告は上がっていない。

 コロナ以外では、決算と予算を承認、暴力団排除協議会の設立準備委員会の設置を決めた。また、9月に決勝を予定しているジュニアチャンピオンズリーグも中止する方向で、委員会に一任することになった。

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