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大橋会長 WBOアジア王座返上は保留

前日本王者、井上浩樹が突然の引退表明も… 
大橋会長 WBOアジア王座返上は保留

2020年7月17日 23時56分

16日のタイトルマッチで王座陥落した前日本S・ライト級王者の井上浩樹(28歳=大橋、写真)が自身のツイッターで引退を表明した。

浩樹は16日の試合で指名挑戦者の永田大士(三迫)に7回TKO負け。プロ16戦目で初黒星を喫し、日本タイトルを失った。

翌17日、自身のツイッターで「本日、会長に自分の意思を伝え引退する事になりました。応援してくださった方々、本当にありがとうございました。二度と後悔をしないよう、第2の人生歩んでいきます」とツイートした。

これには従兄弟の世界バンタム級2冠王者、井上尚弥も驚いた様子で「まさかこんな早い終わりが来るなんてね。。これっぽっちも想像してなかったから少し寂しいよ」とツイート。さらに「もっと一緒にボクシングをやりたかったのは本音。でも本人が決めた事なら仕方ない。ゆっくり休んでおくれ! お疲れ様でした!!!」と労をねぎらった。

所属ジムの大橋秀行会長は、浩樹の引退を認めながらも、「気が変わるかもしれない」との理由で保持するWBOアジアパシフィック王座の返上は保留するとした。同会長によると、浩樹はかなり前からけがに悩まされており、ここ数試合は十分な練習ができていなかったという。

井上兄弟の従兄弟として知られる浩樹はアマチュアで112勝18敗の戦績を残し、2015年にプロデビュー。19年に細川バレンタイン(角海老宝石)を下して日本王者となり、同じ年にWBOアジアパシフィック王座も獲得した。戦績は15勝12KO1敗。

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