中川健太が負傷判定勝ち 日本S・フライ級V1
三迫ジムは日本王者 史上最多の6人キープ
2020年7月22日 20時04分
2020年7月22日 19時01分
22日後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」で、アマ3冠の木村蓮太朗(駿河男児)がB級プロデビュー。60キロ契約6回戦で東祐也(北海道畠山)に2回1分23秒TKO勝ちで初陣を飾った。
木村はアマチュアで3度の全国優勝を誇り、72勝26KO16敗の戦績を残したサウスポー。19年に東洋大が初めて大学日本一になったときのキャプテンだ。プロでは世界王者の河野公平らを指導した高橋智明トレーナーの指導を受けてデビュー戦のリングに上がった。
サウスポーの木村は初回、左ストレート、アッパーを力強く打ち込んでいくも、東も大物ルーキーを食ってやろういう意気込み十分。右を当てて気を吐いた。しかし木村は初回終盤、ボディ打ちにパンチを打ち込み、東にダメージを与えた。
2回、木村は攻勢を強めると左が東を直撃し、畳みかけたところで東がダウン。主審は即試合をストップした。木村は思い切りがよく、今後もプロ向きの派手な試合を見せてくれそうだ。東は5勝1 KO4敗1分。
木村の話「1ラウンド目は力が入ったけど、2ラウンド目はすんなりパンチが出て倒すことができてよかった。プロは長いラウンドということで、スタミナ配分も、グローブも違ってくるので、ディフェンスを意識して練習してきた。これからは見ているお客さんがその日の試合で一番印象に残る、面白い試合をみせていきたい」
第1試合の女子L・フライ級4回戦は、立教大に通う女子大生ボクサー、日本女子フライ級3位の鈴木なな子(三迫)が同5位の渡邊葵(真正)と対戦。左リードで上回る鈴木は2回に右でダウンを奪い、その後も前に出る渡邊に追い上げを許さず判定勝ち。スコアは40-35×2、39-36。
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