ワイルダーがブリーランド・トレーナーと別離
フューリー第3戦に向け新参謀抜擢もあるか
2020年10月4日 10時17分
2020年10月3日 20時43分
「ダイナミックグローブ」が3日、後楽園ホールで開催され、メインの日本S・ウェルター級タイトルマッチは、王者の松永宏信(横浜光)が挑戦者1位の清水優人(木更津グリーンベイ)に7回2分40秒TKO勝ち。2度目の防衛に成功した。
3月に予定されていた試合が新型コロナウイルスの影響により7ヶ月延期されての仕切り直し。サウスポー松永がジワジワとプレスをかけ、長身の清水が右ストレート、左フックで迎え撃つ構図。松永は3回、右フックをヒットして距離を詰めた。
清水は4回にペースアップし、右ストレート、左フックにアッパーを交えて手数で上回る。松永は右フック、左ストレートを決めた。松永は5回に清水の左で鼻を負傷したものの、左でやり返して試合は白熱してきた。5回終了時のスコアは50-45、49-46、48-47で王者が支持された。
馬力で上回る松永は清水の右をいくつか被弾しながらも、左右のパンチを上下に打ち分けて挑戦者にダメージを与えていく。清水は7回、ヒッティングで左目上部をカット。松永はここがチャンスと攻め、右フックが決まったところでストップとなった。
松永は17勝11KO1敗。清水は16年4月、当時の王者だった野中悠樹に判定負けして以来、4年半ぶりの日本タイトル挑戦に失敗した。14勝5KO5敗2分。
松永の話「ほんとにやってきたことが出せなかった。自分の本番の弱さに悔しさがある。自分に期待していたので悔しい。これでは日本卒業とか言っていられないレベルなので、これからもコツコツやって上を目指したい」
◇S・バンタム級8回戦
高橋竜平(横浜光)[3-0(77-74×2)]遠藤清平(RK蒲田)
世界挑戦経験もある日本S・バンタム級7位の高橋は右を上下に打ち分け、元日体大主将のサウスポー遠藤は左ストレートと右フックを狙い、悪くない立ち上がりだ。それでも高橋が徐々に手数を増やして3回、左フックを合わせてダウンを奪った。
高橋は4回から持ち前の機動力を生かして前に出る遠藤をいなして試合を組み立てる。遠藤は6回にピッチを上げて攻勢をアピールするが、高橋が打っては離れのボクシングで上回り、遠藤に追撃を許さなかった。高橋は19勝8KO4敗1分。遠藤は3勝3KO4敗。
高橋「2年ぶりの日本人対決でモチベーションを保ちながら練習をした。遠藤選手の気持ちが強かった。いいところを見せてタイトルマッチと思っていたけど内容的には不満。タイトルマッチの前にビッグネームとやりたい気持ちがある」
◇L・フライ級6回戦
川満俊輝(三迫)[TKO4回2分16秒]野田賢史(帝拳)
拓大出身の野田と沖縄・宮古工高で比嘉大吾(Ambition)と同級生だった川満のアマ出身者対決。スタートから両者ともに手数がよく出る白熱した展開ながら、パワーで上回る野田がボディ打ちでやや優位に見えた。
3回、先にチャンスをつかんだ野田がラッシュするが、ここから川満が逆襲。左ボディを効かせて畳みかける。野田が崩れるようにスリップダウンを繰り返すと、ラウンド終盤にダウンの裁定となった。川満は4回も攻め続け、両者の体がもつれても攻める。野田は打ち返すものの足に力が入らず、最後は主審に救われた。川満はデビューから5連勝(2KO)。プロ初黒星の野田は2勝2KO1敗。
◇フェザー級6回戦
神足茂利(M.T)[3-0(58-55×2、57-56)]木村元祐(JM・加古川)
日大で活躍し、昨年10月にデビューした神足が2戦目で関西のベテラン木村を迎えた。初回、長身の神足が前に出たところで、左構えでスタートした木村の左カウンターが炸裂。神足がダウンを喫した。
神足はここから木村のカウンターに注意しながら徐々に圧力を強めていく。後半はスイッチをしながらカウンターを狙う木村スタイルにも慣れ、4回に左右のフックを被弾したものの、ジャブ、右ボディなどでポイントを奪った。神足は2勝1KO。木村は3勝1KO5敗2分。
2025年4月22日 8時48分
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