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井岡一翔は厳重注意処分 タトゥー問題でJBC

2021年1月22日 15時01分

 日本ボクシングコミッション(JBC)は22日、昨年大みそかの試合でWBO世界S・フライ級王者、井岡一翔(Ambition)左腕のタトゥーが露出した問題で同選手とジムの木谷卓也会長を厳重注意処分にしたと発表した。

大みそかの試合に勝利した井岡

 井岡は大みそかの興行で田中恒成(畑中)に8回TKO勝ちを収め、同王座の2度目の防衛に成功した。しかし左のタトゥーが露出していたことが問題となり、JBCは21日に倫理委員会を開き、「入れ墨を隠す塗布物がはがれ落ち、腕の入れ墨が露出したまま試合を続行した。このことはJBCルール第95条2号に抵触する」として処分を決めた。

■JBCルール第95条
次の各号に該当するボクサーは試合に出場できない。
②入れ墨など観客の不快の念を与える風体の者

 安河内剛JBC本部事務局長は「JBCにおいても管理を徹底すべきであったことを踏まえ、今後は、同様なケースにおいては、JBC指定の塗布剤を使用させるか、指定業者による塗布施術を受けてもらうなどの手当てを考えていきたい」とした上で、「今回、入れ墨(タトウー)についての様々なご意見をいただいたが、現時点でJBCルールを変更することは考えていない」とのコメントを発表した。

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