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4階級制覇に成功した男たち 偉業を成し遂げた22人のドラマ

2021年3月18日 16時18分

 「4階級制覇」をめぐる数々のエピソードをご紹介する。成功した例、失敗した例……悲喜こもごものドラマ。=ボクシング・ビート4月号より=

■先乗りしたハーンズ、レナード“反則”で追いつく
 リング史に刻まれる名勝負を繰り広げたシュガー・レイ・レナードとトーマス・ハーンズは複数階級制覇レースでもデッドヒートを展開した。当然4階級目をめぐっても……。

 先に世界王座を獲得したのはレナード。1979年11月、ウィルフレド・ベニテスに15回TKO勝ちでWBCウェルター級王者となる。ハーンズは翌年8月ピピノ・クエバスに2回TKO勝ちで同級WBA王座を奪取。

 続いてレナードがアユブ・カルレに9回TKO勝ちでWBA・J・ミドル級王座を獲り2階級制覇(81年6月)。同じ年の9月、両者の直接対決で14回TKO勝ちしたレナードがウェルター級統一王者に君臨する。

 ハーンズは82年12月、ベニテスに判定勝ちでWBC・J・ミドル級王座獲得。同タイトルを保持したままミドル級統一王者マービン・ハグラーに挑んだがこれも歴史に残る激闘の末3回TKO負け。

 しかし87年3月デニス・アンドリュースに10回TKO勝ちでWBC・L・ヘビー級王座に就き3階級制覇。体格に恵まれたハーンズの“飛び級”から1ヵ月後、レナードがハグラーとの接戦を制してWBCミドル級王者に輝く。

 ハーンズはL・ヘビー級王座を守ることなく、10月にフアン・ドミンゴ・ロルダンと対戦。4回KO勝ちでWBCミドル級王者となり、ここで前人未到の4階級制覇を達成した。

 それから13ヵ月後、レナードはWBC・L・ヘビー級王者ドン・ラロンデを相手にWBC・S・ミドル級王座決定戦を強行。1クラス下へ減量を強いられたラロンデに9回TKO勝ち。一挙に5つ目(L・ヘビー級)も手に入れたが、この変則タイトルマッチはちょっとムシのいい話である。……

 ほかにも、「黄金の中量級」ではハグラー以外が達成/苦しい例も……メキシカンは5人/唯一ヘビー級まで到達したジョーンズ/6階級まで行った/S・フライ級ウォーズに3人の4階級王者/番外3編とエピソードを掲載。記事全文は発売中のボクシング・ビート4月号に掲載しています。

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