ヘビー級３冠統一王者アンソニー・ジョシュア（英）に番狂わせのストップ勝ちで戴冠。半年後の再戦で無冠となったアンディ・ルイス（米＝メキシコ）が明日1日（日本時間2日）ロサンゼルス近郊カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパーク（旧称スタブハブ・センター）でリングに上がる。30日行われた計量でルイスは256ポンド（116.12キロ）を計測。相手の元世界ランカー、クリス・アレオーラ（米）は228.5ポンド（103.65キロ）だった。

　ルイス（33勝22KO2敗＝31）は19年12月、サウジアラビアで行われたジョシュアとの再戦でマークした283.5ポンド（128.59キロ）より12キロ以上軽い体重。昨年、カネロ・アルバレスのエディ・レイノソ・トレーナーに弟子入りして再起を目指した。

「チーム・カネロとハードトレーニングをこなしディシプリンを学んだ。256ポンドは速く動ける上にパワーが落ちずカウンターも狙える。すべてうまく行っている」とコメント。自身の予想は「まずは勝利を目指す」とのことだ。

　一方、これまでビタリ・クリチコ、バーメイン・スタイバーン、デオンテイ・ワイルダーに挑戦歴があるアレオーラ（38勝33KO6敗1分＝40）は19年8月以来のリング。「これまでよりも3、4倍のハードな練習を行いコンディションはマックスに達している。メキシコ人ファンとすべてのファンにいい試合を披露しよう」と力を込めた。今回の体重はキャリア最軽量。それでもオッズは23-1と大きくルイス有利に傾いている。

　全米にFOXスポーツがPPV中継するイベント、セミ格で身長2メートル近いS･ウェルター級セバスチャン・フンドラ（米＝WBA2位）がホルヘ・コタ（メキシコ＝12位）と12回戦。フンドラは152.75ポンド（69.29キロ）、コタは153.5キロ（69.63キロ）を計測した。Photo by Sean Michael Ham / Fox Sports