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2年ぶりの全国高校総体スタート 濃厚接触者認定で5人が不戦敗

2021年8月9日 11時00分

 令和3年度全国高校総体ボクシング競技(兼第75回全国高校選手権大会)が8日、福井市の福井県立体育館で競技がスタートした。男子8階級の優勝を目指して13日の決勝まで6日間にわたって熱闘が展開される。

フライ級の吉良(王子工)は圧勝

 新型コロナウィルス感染が猛威をふるう中、アマチュアボクシングも昨年は全国大会が軒並み中止となり、この総体(インターハイ)も2年ぶりの開催となった。

ピン級柏木(吉野川=右)は大坊(八戸工大第一)に勝利

 アジア・ジュニア選手権優勝の吉良大弥(王寺工)は初回37秒RSC勝ち。3月の選抜徳島大会優勝のバンタム級佐藤輝來(京都すばる)は高橋昴(駿台学園定時制)と接戦の末0-4の判定負けの波乱もあった。

ピン級金澤(札幌創成=左)と坂本(羽水)

 大会は関係者のみの無観客試合として、厳重な感染防止対策を講じて行われている。初日のこの日はAB2つのリングで1回戦計69試合が行われたが、うち6試合は不戦。熊本は地元の理髪店で陽性者が出て、同店を訪れた選手の1人が濃厚接触者とされ、保健所からの要請で全選手が試合をせずに帰ることに。

 一昨年(令和元年度)ウェルター級優勝の山本諒真(東海大熊本星翔)を含む5名が不戦敗となった。各選手とも規定通り大会前のPCR検査を受けて異常がなかったといい、リングに上がれなかった選手たちには同情論も少なくない。

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