ボクシング・ビート選 2021海外アワード第1弾 MVPカネロ、ドネアがKO賞とカムバック賞
2022年1月3日 12時49分
2022年1月2日 17時49分
1日(日本時間2日)米国ボクシング興行第1弾としてフロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロック・ホテル&カジノで行われたIBFヘビー級挑戦者決定戦は、ルイス・オルティス(キューバ=WBC4位、IBF10位)がチャールズ・マーティン(米=IBF2位)に6回1分37秒TKO勝ちを収めた。
サウスポー同士。予想有利のオルティスが初回、右ジャブを放つとマーティンが倒れたが主審はスリップと判定。その直後マーティンの左フックが側頭部に当たり、オルティスが落下。フランク・サントーレ主審はカウントを適用する。
2回、左カウンターを浴びせたキューバ人に3回、マーティンがやや優勢。4回、再びオルティスが仕掛けたがラウンド終了直前、マーティンの右ジャブが決まりキューバ人は2度目のダウンを喫する。
迎えた6回、オルティスの左オーバーハンドでマーティンがグラつく。チャンスとみたオルティスがチャージすると米国人はロープ際に崩れる。マーティンは左グローブがロープ間にはさまり、取りほどいて再開。オルティスは顔面、ボディーを攻め立て2度目のダウンを奪う。マーティンは起き上がったが、主審はカウント中にストップをコールした。
試合後、両者が言葉を交わしている最中、オルティスがマーティンを突き飛ばし騒然となったが、最後はハグを交わして健闘を称え合った。42歳のオルティスは33勝28KO2敗効試合。「サウスポー同士はとても難しい試合になる。集中してインテリジェンスを使って勝った」とコメント。
IBF王者で3団体統一王者のオレクサンドル・ウシク挑戦はすぐ実現する状況ではないが、サバイバル戦に勝った喜びは隠せなかった。マーティン(35)は28勝25KO3敗1分。
セミのヘビー級10回戦は、フランク・サンチェス(キューバ=WBOヘビー級5位)が元ランカーのクリスチャン・ハマー(ルーマニア=ドイツ)に100-89×3の完封勝利。カネロ・アルバレスのジムメート、サンチェスは20勝13KO無敗)。4日前に代役に抜擢されたハマーは26勝16KO9敗。
セミセミのヘビー級10回戦はジョニー・ライス(米)が7月のストップ勝ちに続きマイケル・コフィー(米)に3-0判定勝ち。
2025年2月11日 10時48分
2025年2月9日 22時04分
2025年2月9日 11時14分
2025年2月9日 10時22分
2025年2月8日 10時48分
2025年2月7日 14時00分