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高校8冠でアマ113勝 スーパーホープ今永虎雅が大橋ジムからプロ転向 

2022年3月15日 23時12分

 アマチュアの逸材がプロ転向することになり、15日所属の大橋ジムで記者会見が行われた。高校8冠の記録を持つ今永虎雅(たいが)=東洋大卒=で、「非常にプロ向きな選手。ライト級は世界的に層の厚い階級だが、今永は世界を狙える選手と確信している」と、大橋秀行・大橋ジム会長も期待を寄せている。

記者会見に臨んだ今永

 

 今永は大阪出身、22歳。父が極真空手をやっていたことから今永も5歳で空手を始め、中学1年生からパンチを磨こうとボクシングジムに通い、次第にボクシングが中心になった。UJ大会に出始めた頃から将来はプロでやりたいと考えていたという。

 奈良・王寺工業高校時代に高校8冠を達成してから東洋大学に進み、2019年の同校初の全日本大学王座決定戦で優勝に貢献した。今年東洋大学を卒業し、「自分が一番強くなるためにいいジム」と大橋ジムを選んだ理由を語る。

東洋大時代の今永

 井上尚弥ら強豪が多い環境が自分を鍛えるのにいいと判断したようだ。「井上さんのように、相手に何もさせずにどんどん倒すボクシングが理想」と言う。アマ戦績は126戦113勝23RSC13敗。サウスポーのボクサー型で、177cmの長身から繰り出す左ストレートに威力を秘める。

 抱負を聞かれると、「世界チャンピオン目指すのは当たり前ですが、まだデビュー戦もしていないので、ひとつひとつ大事に勝ってチャンスがあれば挑戦していきたい」。B級でプロテストを受け、6月頃に初戦が予定されている。

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