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関西重量級対決 中島玲が中田勝浩に完勝 日本タイトル挑戦に意欲

2022年4月24日 23時04分

 井岡弘樹ジム主催の「第12回チャンプファイト」は24日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で行われ、メインのミドル級8回戦は、日本S・ウェルター級6位の中島玲(23=石田)が20年全日本ミドル級新人王の中田勝浩(30=井岡弘樹)を多彩なパンチで圧倒、3-0の判定勝ちをおさめた。

中島はプロ初黒星からの再起戦に勝利した

◇ミドル級8回戦
中島玲(石田)[3-0(79-73、80-72×3)]中田勝浩(井岡弘樹)
 関西の重量級対決で見ごたえある打撃戦を展開した。中島は昨年4月、日本タイトルに挑戦するも敗れて以来の再起戦。中田も一度は勝った平成国際大出身の友松藍(ワタナベ)と昨年12月の再戦で敗れ、ランキングから外れただけに再浮上の足掛かりをつかみたい一戦。

 中島が左ボディフックで先制、シャープな動きでじわじわ攻める中田にペースは渡さなかった。中島は渾身の一打こそ放てなかったが、各ラウンドとも手数で圧倒、中田を受け身に回らせた。中田は接近戦でショートストレートを放つも、動きが鋭い中島を最後までとらえきれなかった。

 勝利した中島は「2連敗したらボクシング生活は終わりと思って戦った。上背がある中田選手との戦いは、アマの時から長身選手と試合をしているので、苦にはならなかった」と話し、これからの目標を問われると、日本S・ウェルター級王者の川崎真琴(RK蒲田)の名を挙げ、「いつ出番が回ってきてもいいように練習します」と気合いが入っていた。

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