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S・ライト級世界9位の平岡アンディ「中盤で倒したい」 あす強打のラガンベイと防衛戦

2022年9月12日 14時33分

 あす13日、後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル92」の計量が12日、日本ボクシングコミッションで行われた。メインのWBOアジアパシフィックS・ライト級タイトルマッチは、IBF同級9位にランクされる王者の平岡アンディ(大橋)がリミットの63.5キロ、挑戦者アルビン・ラガンベイ(フィリピン)が63.3キロで合格した。

王者の平岡(右)と挑戦者ラガンベイ

 デビューから20連勝(15KO)をマークしている平岡は6月に続いてこれが同王座の3度目の防衛戦。今回は減量の期間を長くとってコンディショニングを改善。計量後は「調整はうまくいった」と明るい表情で語った。

 これまでスキのないボクシングで無敗街道をばく進しているが、父ジャスティス・トレーナーが「もっとお客さんが楽しくなるようなボクシングをしないといけない」と語るように、今回は自分から積極的に仕掛けるボクシングを模索してきた。

 挑戦者のラガンベイは(13勝11KO5敗1分)18年、現日本ウェルター級王者の小原佳太(三迫)に2回KO勝ちしたこともある強打者(再戦でKO負け)。自身初のフィリピン人選手を迎える平岡は「より緊張して試合ができることで力が発揮できる。あすは楽しみ。スリリングな試合になると思う」と語り、中盤でのノックアウト勝利を宣言した。

 セミには、元日本、東洋太平洋王者の松本好二トレーナーを父に持つ23歳の松本圭佑(大橋)が登場。思い切りのいいボクシングが売りの石田凌太(角海老宝石=11勝6KO3敗)とフェザー級8回戦を行う。

 デビューから5連続KO勝ちをマークしている松本は今回の試合のテーマを「じっくり坦々と倒す」と語った。これまで「倒してやろうという気持ちが強かった」ため、1ラウンド決着の試合が3つあり、プロとして長いラウンドを経験したいという思いもある。

 最新のランキングは日本フェザー級9位でついに一桁まで上がってきた。タイトルについて「そんなに急いでいない」と語る松本は「圭佑はいけるぞと思わせるような試合を続けていかないといけない」と気持ちを引き締めた。

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