IBFが9日付けで最新10月度ランキングを発表。日本勢は八重樫東（大橋）がL･フライ級13位、天笠尚（山上）がフェザー級14位、内藤律樹（E&Jカシアス）がS･フェザー級13位にランクされた。

　3選手はともに世界ランキングの常連。L･フライ級での3階級制覇を視野に入れている八重樫は、同級でWBOに続くランク入りとなった。フェザー級で14位につけた天笠は、昨年末にS･バンタム級で世界挑戦しており、WBCとWBOはS･バンタム級で既に名を連ねている。天笠は11月11日、後楽園ホールでナタン・ボリシオ（フィリピン）とノンタイトル10回戦が決まっている。日本王者の内藤はWBCに続くランキング獲得。12月14日に尾川堅一（帝拳）と4度目の防衛戦を行う予定だ。

　S･ウェルター級はコーネリアス・バンドリッジ（米）を下したジャモール・チャーロ（米）が新王者に。クルーザー級は前王者ヨアン・パブロ・エルナンデス（キューバ）が王座はく奪。暫定王者ビクトル・ラミレス（アルゼンチン）が正規王者に昇格し、初防衛も成功させた。