0120_excite_650x150

0120_excite_650x150

2015年12月27日日曜日

久保隼が鮮やかなKO勝ち、OPBF・SB級新王者に

 真正ジム、明石ジム主催の第49回リアルスピリッツ・第4回ライジングフィストは26日、神戸市中央体育館で開かれ、メインのOPBF東洋太平洋S・バンタム級王座決定12回戦は同級3位の久保隼(25=真正)が同級4位ロイド・ハルデリザ(20=比国)にKO勝ち、新王座に就いた。WBC世界同級9位、日本同級5位の久保はタイトル初挑戦でベルトをつかみ、デビューから9連勝(7KO)。前王者・和氣慎吾(古口)の王座返上により決定戦が行われた。

 セミの51.5キロ8回戦は、36歳の大嶽正史(石橋)が日本L・フライ級3位の杦本健太(明石)との激しい打ち合いを制して、5試合ぶりの勝利をあげた。大嶽は15勝7KO14敗3分。また、元WBC世界L・フライ級13位で48戦23勝10KO19敗6分の戦績を残した戎岡淳一(34=明石)の引退式が行われ、兄彰(42)と2ラウンドのスパーリングを行った。

◇OPBF・S・バンタム級王座決定12回戦
久保隼(真正)[KO5回1分19秒]ロイド・ハルデリザ(比国)
 開始早々、久保が鮮烈なダウンを奪った。サウスポーの久保は右ジャブを伸ばし、ロイドの接近を阻み、うまく距離をつかんだ。左フックをふるって前進するロイドにショートの左ストレートがカウンターで決まり、ロイドは腰からキャンバスに落ちた。まだ2分近く残っており、立ち上がったロイドに久保は襲いかかり、連打で追い詰め、右フックを引っ掛けて2度目のダウンを奪ったが、ロイドが立ち上がったところでゴング。

 初回KOを逃した久保は2回も攻勢に出るが、ロイドも必死に打ち返し、反撃する場面も。3回はバッティングで久保の左目上がカットした。4回に入るとセコンドの指示を受け、久保は右ジャブを多用して、ロイドの右フックを外した。4回終了時の採点は久保が2~5ポイントリード。5回も久保のリードパンチがさえ、焦ったロイドが出てくるところに左ショートストレートをあごにヒット、ロイドは大の字に倒れたままテンカウントを聞いた。

 一瞬、攻め込まれるシーンもあったが、久保は鋭い左ストレートの威力をみせつけた戦いだった。試合後は「倒せたが、内容はまだまだなので、もっと練習してレベルを上げて、2、3年以内に世界のベルトを」と抱負を語った。

◇51.5キロ8回戦
大嶽正史(石橋)[3-0(77-76、78-75、79-75)]杦本健太(明石)
◇S・バンタム級8回戦
小澤サトシ(真正)[負傷判定6回45秒2-1(57-58、59-56、58-57)]松尾佳彦(YANAGIHARA)
◇S・フェザー級8回戦
与那覇勇気(真正)[3-0(80-74、78-74×2)]レナン・トゥロンコ(比国)