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1年ぶり試合の井上尚弥「淡々と燃えている感じ」

2015年12月27日 17時08分

 29日有明コロシアムでゴングが鳴る「ボクシングフェス2015ダブル世界タイトルマッチ」の調印式が27日、ホテルグランドパレスで行われ、出場の4選手がそれぞれ必勝を誓った。

気合の入ってきた井上(左)と挑戦者パレナス

 WBO世界S・フライ級チャンピオン井上尚弥(大橋)は「1年間みっちり練習しました。仕上がりは過去一番」と好調をアピールしつつ、「淡々と燃えている感じ」と落ち着いた表情。スーツ姿で臨んだ挑戦者ワルリト・パレナス(比)もほどよくリラックスしており、「私にとって厳しい戦いですが、それは井上選手にとっても厳しいということ」と自信のほどを語った。「スピードは井上選手が上回ってパワーもありますが、その上を行くパワーが自分にはあります。いいタイミングでそれを出してKOしたい」(パレナス)。

激闘予告の王者メンドサと挑戦者の八重樫

 IBF世界L・フライ級戦の両者は、この日も改めて激しい試合になることを予告した。「八重樫は好戦的だが私もそうなのでいい試合になる」と王者ハビエル・メンドサ(メキシコ)が言えば、「気持ちのぶつかり合いになると思います」と挑戦者の八重樫東(大橋)。その上で「練習でやってきたパターンは何種類かある。臨機応変に出していきたい」(八重樫)、「どのような戦い方もできる。チームとやってきたことをリングで出す」(メンドサ)というから、単なる打ち合いにはならなそうだ。ちなみにメンドサ-八重樫戦は、メキシコ製グローブが使用されることが決まっている。

 ダブル世界戦のオフィシャルは、それぞれ以下のとおり。
WBO・S・フライ級戦/レフェリー=マイケル・オルテガ(米)、ジャッジ=パトリック・ラッセル、レビ・マルティネス、パトリック・モーレー(いずれも米)
IBF・L・フライ級戦/レフェリー=ケニー・チャバリエ(米)、ジャッジ=マイク・フィッツジェラルド、ユージン・グラント、ヒルトン・ウィテカーJr(いずれも米)

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