南米初のオリンピックとなるリオデジャネイロ五輪は日本時間あす6日に開会式が行われ、各競技が本格的にスタートする。ボクシング競技は組み合わせが決まり、ライト級の成松大介（自衛隊体育学校＝写真左）が6日深夜（日本時間7日）、バンタム級の森坂嵐（東京農業大＝写真右）が10日（同11日）に初戦を迎える。

　成松は初戦でルイス・カブレラ（ベネズエラ）と対戦する。成松とルイスはともに2015年の世界選手権に出場し、両者とも2回戦で敗退。カブレラはその後開かれたアメリカ予選で優勝してリオの出場権を得た。成松はアジア・オセアニア予選3位。

　森坂の相手はアラム・アバグヤン（アルメニア）に決定。アバグヤンは2015年世界選手権は初戦敗退に終わったが、ヨーロッパ予選で3位に入り五輪出場のキップを手にした。森坂は世界選手権には出場しておらず、6月の世界最終予選で3位となり、リオデジャネイロに滑り込んだ。

　なお、国ぐるみのドーピング検査逃れが指摘されるロシアについて、AIBAはロシア代表に選ばれている男女11選手の参加を認めた。