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内山高志と再戦のコラレス「作戦は9パターンある」

2016年12月25日 15時55分

 大みそかの大田区総合体育館で内山高志(ワタナベ)とのダイレクトリマッチに臨むWBA世界S・フェザー級スーパー王者のジェスレル・コラレス(パナマ)が25日、都内のワタナベジムで公開練習を行った。

「ベルトが私に自信を与えた」とコラレス

 4月にV11王者の内山を2回TKOで下してベルトを獲得したコラレスは以前と同じように笑顔を交えてリラックスモード。現地からは世界王者になって生活が乱れたとの情報も聞こえてきたが、本人は「生活は一切変わっていない」と断言した。

 WBO王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)との統一戦の話もあったようだが、「私は聞いていなし、それはプロモーターが決めること。私はだれと試合が決まってもいいように準備をしてきただけだ」とこちらの誘いには乗ってこなかった。

 内山との再戦に向けては「前回とはくらべものにならないくらいパワフルな練習をしてきた」と繰り返し強調。「内山も作戦を考えているだろうが、私には8、9パターンの作戦がある。内山の出方次第で対応する」と自信たっぷりに回答した。試合展開については「判定まで戦うつもりだ。内山が私に勝ちたいならKO以外にはないだろう」と今回はフルラウンド戦っての勝利をイメージした。

 練習を視察した佐々木修平トレーナーは「スイッチすることも、スピードがあることもわかっている。怖いのはスピードよりもカウンター。引いて打つのが速いしうまい。不用意に強いパンチを置きにいかないこと」と細心の注意を払う。「前回のコラレスは決して奇襲ではなかった。よく見て、いいのがが当たったところで攻めていた」と内山に代わって気持ちを引き締めた。

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